KAKEAIの新たな挑戦
2019-02-18 09:50:03

メンバーマネジメントを変革するKAKEAIのAIシステムと資金調達の背景

メンバーマネジメントを変革するKAKEAIのAIシステム



株式会社KAKEAIは、ミドルマネジメント層のメンバーマネジメントの実態を改善するAIクラウドシステムを開発しました。このシステムは、離職率、生産性、満足度、エンゲージメントに対する上司の影響を明らかにし、マネジメントの質を向上させることを目指しています。

資金調達の背景


最近、KAKEAIはモバイル・インターネットキャピタルなどから約5000万円の資金を調達しました。この資金は、さらなる開発やサービス提供のために使用される予定です。また、KAKEAIは社数限定でβ版の無料提供を開始し、企業からのフィードバックを得ることで、サービスの改善に繋げていく方針です。

システムの核心


KAKEAIのシステムは、以下のような特徴を持っています。

1. メンバーの特性・状況の理解を促進:ミドルマネージャーがメンバーの特性と状況について抱きがちな誤解をなくすため、脳科学に基づいたセルフアセスメントを導入。これにより、より深い理解を促し、メンバー同士の気づきを引き出す仕組みが整っています。

2. マネジメントのナレッジの共有:AIを活用して、マネージャーが行った効果的な関わり方を組織全体で共有できる仕組みが構築されています。このナレッジを利用することで、マネジメントが個人の経験に依存せず、組織全体でより高い効果を得られるようになります。

3. 現場の実態の正確な把握:システムは現場の実態を把握し、経営陣や人事部門に重要な情報を提供します。これにより、より適切な意思決定を支援し、メンバーマネジメントの向上に寄与します。

限定的提供の狙い


KAKEAIは、顧客企業からの要望やフィードバックを重視しています。そのため、初期段階では社数を限定し、サービスを改善させるための意見を集めることを目的としています。興味のある企業は公式サイトを通じて問い合わせが可能です。

KAKEAIの背景


KAKEAIの創業者である本田英貴は、大手企業での人事マネージャー経験を経て、マネジメントに関する様々な課題に直面しました。その結果、より効果的なマネジメントが必要だと痛感し、KAKEAIを設立。同社の取り組みは、働く一人ひとりの潜在能力を引き出し、より良い社会を目指しています。

専門家たちの支援


KAKEAIの顧問には、脳神経科学の専門家である駒野宏人氏や、HRtechの第一人者である慶應義塾大学の岩本隆特任教授が名を連ねています。これにより、科学やテクノロジーを駆使した先進的なアプローチで、メンバーマネジメントの最適化を図っています。

これからのKAKEAIの展開が注目されます。

会社情報

会社名
株式会社KAKEAI
住所
港区 北青山2-13-5 青山サンクレストビル8F
電話番号
03-6721-1176

トピックス(経済)

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