ファミリーマートとコカ・コーラが取り組むLGBTQ+理解促進イベント

ファミリーマートとコカ・コーラの新たな挑戦

2025年10月15日、ファミリーマートとコカ・コーラボトラーズジャパンが共同でLGBTQ+支援イベントを実施します。このイベントは国際カミングアウトデーにちなんで行われ、両社が手を携えて「動く+広める」をテーマにしています。特別に認定NPO法人ReBitの藥師実芳氏を講師に迎え、社員たちがLGBTQ+の理解を深める機会を提供します。

企業連携の意義

LGBTQ+当事者は国内で約9.7%に上るとされ、その理解を促進することが求められています。ファミリーマートとコカ・コーラは「多様性をちからに」をテーマに、2023年からこの連携を強化してきました。この取り組みにより、2,600名以上の社員が活動に参加し、知識を深めています。

藥師氏による講演では、カミングアウトの重要性や「SOGIハラ」について触れ、参加者にリアルな当事者のストーリーを届けます。このような体験を通じて、個々が何ができるかを考え、自らの行動へと発展させることを目指しています。福祉や教育の観点からも、参加者が見識を広げる良い機会となるでしょう。

具体的な行動へ

参加者は講演を通じて得た気づきを基に、具体的なアクションプランを考察します。「動く+広める」を具体化することで、日々の対話やコミュニケーションの中で具体的なアクションに繋げようとします。このアプローチは、LGBTQ+理解を広げるロードマップを描くものです。

期待される成果

コカ・コーラボトラーズジャパンでは、社員の多様な働き方とウェルビーイング向上を目指しており、本企画はその一環として社員が自発的に考え、実践する場を提供しています。また、ファミリーマートの企業メッセージ「あなたと、コンビに、ファミリーマート」は、すべての人に向けて発信されています。両社は共にLGBTQ+の理解促進を推進し、誰もが自分らしく活躍できる社会の実現を目指して活動しています。