ユーザベース社の新サービス
2021-12-01 13:00:07

ユーザベース社が妊活・不妊治療支援サービス『コウノトリBenefit』を導入

妊活支援の新たな動き、ユーザベース社の挑戦



ユーザベース社が、『コウノトリBenefit』という妊活・不妊治療支援の福利厚生サービスを導入した。この取り組みは、すべての人がその特徴や才能を活かせる環境を実現するための一環である。

新しい視点での『妊活・不妊治療支援』



このプロジェクトの発端は、ユーザベースのメンバーが妊活・不妊治療を経験したことによるものだった。彼の意見を受けて、妊活や不妊治療の当事者が直面する精神的、金銭的な負担を軽減する取り組みの必要性が認識された。ユーザベースは、子どもを持つことと持たないことは「自由な選択肢の一つ」と捉え、支援のあり方を再考していく中で、株式会社メデタの提供する「コウノトリBenefit」を選択した。

この取り組みは、単なる福利厚生の導入に留まらず、組織の文化を変革し、すべてのメンバーが自分らしく活躍できる環境を築くことを目指している。このような施策を通じて、多様性を受け入れ、心理的安全性を確保する風土の醸成を図ろうとする姿勢は、今後の企業活動において重要なポイントとなるだろう。

不妊治療の現状とユーザベースが目指す環境



日本において、働きながら不妊治療を受ける人は増加しているものの、16%は仕事を辞めてしまっているという深刻な現実がある。メデタは、働く人々が幸せと家庭を両立できる環境を整えることをミッションとして掲げ、支援策の実現に向けた取り組みを続けている。これにより、妊活や不妊治療中の社員が感じる孤独感や負担感の軽減を目指している。

『コウノトリBenefit』の具体的な内容



「コウノトリBenefit」は、妊活や不妊治療について考える従業員が、気軽にオンラインで専門家に相談できる仕組みを提供する。提携クリニックでは、特定の検査や治療が割引で受けられるほか、専門家からのアドバイスを通じて、妊活の初期段階の情報収集や病院選びの検討をサポートする。また、妊娠後の復職に向けた相談も行うことが可能だ。

企業はこのサービスを活用することで、匿名化された利用者データを受け取り、組織運営や制度設計に役立てることができる。また、場合によっては、企業と従業員の仲介役を果たすことで問題解決を促進することも可能となっている。

企業に求められる妊活支援



、不妊治療と仕事を両立させるためには、企業がこの問題に対する理解を深め、それに対応した施策を実施する必要がある。ユーザベースがこのような取り組みを行うことでほかの企業にも影響を与え、妊活・不妊治療支援の重要性を広める役割を果たすことが期待されている。

このようにして、相互に理解し合い、支え合う環境が整えば、妊活や不妊治療を経験する社員の意義や価値も高まるだろう。企業がどれだけ社員一人ひとりの立場を理解できるかが、今後の人材戦略において重要な鍵となるはずだ。

会社情報

会社名
株式会社メデタ
住所
東京都中央区日本橋富沢町4-10 京成日本橋富沢町ビル2F
電話番号
080-6776-4757

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