PGVが提供する脳波AI解析サービス「NAIS Entry」とは?
PGV株式会社は、脳波計測とAIによる解析を簡便に行える新しいSaaS型サービス「NAIS Entry」の販売を開始しました。このサービスは、主に企業や大学の研究者が生体情報を用いて付加価値を生む活動を支援することを目的としています。
NAIS Entryの特徴
NAIS Entryは、契約期間内であれば、何度でも脳波AI解析を実施できる点が大きな魅力です。お客様は、事前に用意された脳波計測のための機器を使用して測定し、その後の解析をAIによって行います。このプロセスは、従来の方法に比べて格段に手軽で迅速です。
サービスの流れ
1.
脳波センサおよびタブレットのレンタル:契約者はPGVから必要な機器を借り受けます。
2.
電極シートの提供:30回分の計測に必要な電極シートが提供されます。
3.
チュートリアルおよびフォローアップ:最初のチュートリアルミーティングを通じて、機器の使い方や解析方法について学びます。
4.
解析リクエスト:計測結果に基づいて、解析結果レポートや特徴量データセットが提供されます。
利用者にとってのメリット
従来の脳波試験や解析には、時間やコスト的な大きな負担がありましたが、NAIS Entryは従来の課題を解決します。契約期間は2か月間が基本ですが、ニーズに応じて延長可能です。特に、この新しいサービスは、標準的な利用料が75万円(税別)と設定されており、特別価格での提供も行われています。
新たなユーザーエクスペリエンス
NAIS Entryは、専門知識がなくても使える直感的なデバイスとアプリを提供し、初心者でもスムーズに利用できるよう配慮されています。また、医療機器認証を取得した高精度の脳波センサを使用しているため、高い信頼性も誇ります。これは、質の高いデータ収集を実現する上で欠かせない要素です。
企業の支援体制
PGVは、大阪大学の産業科学研究所における研究成果を基にしたブレインテック企業で、脳波AIプラットフォーム技術の研究開発を進めています。企業や大学、研究機関との連携を深め、脳波データの有効活用を促進することを目指しています。
サービス開始にあたり、4月6日から募集していた有償パイロットユーザーは定員に達し、5月末でこの募集は終了する見込みです。今後の展開に期待が寄せられています。
お問い合わせ情報
本サービスに関するお問い合わせは、PGV株式会社の事業開発部にご連絡ください。さらに詳しい情報は公式ウェブサイト(
PGV株式会社)をご覧ください。