ビルケンシュトックと千總が織りなす特別な一足
フットウェアの名門ビルケンシュトックが、京友禅で名を馳せる老舗「千總」と手を組み、注目のコラボレーションモデルが2023年6月17日に全国で限定販売を開始します。この特別モデルは、両ブランドの歴史と伝統を生かし、『東海道五十三次』をテーマにしたデザインが特徴です。
東海道五十三次の美しさをデザインに
実際に「東海道五十三次」とは、江戸時代に整備された主要な街道のひとつで、五十三の宿場を巡る旅路を意味します。この道には、多くの美しい風景や有名な名所が点在し、歴史や文化の中でも特別な存在として扱われてきました。
ビルケンシュトックと千總は、この歴史的な道に敬意を表しつつ、歩くための道具としてのフットウェアと、伝統文化を融合させた新たなプロダクトを生み出しました。
千總の手書きグラフィックが際立つ
コラボレーションモデルでは、千總の熟練職人による手書きのグラフィックが施されており、ビルケンシュトックのサンダルと見事な調和を見せています。足元を彩るそのアートは、京友禅の伝統を感じさせるだけでなく、和洋折衷の美しさを表現しています。
フットベッドはシックな墨色で、かかと部分には千總のロゴがさりげなく施されています。これにより、シンプルさと存在感を兼ね備えたデザインが完成しており、シーンを問わず履くことができる一足に仕上がっています。
千總の歴史とビルケンシュトックのルーツ
千總は1555年に創業し、450年以上もの歴史を誇る京友禅の老舗ブランドです。伝統を守る一方で、常に革新的なアプローチを追求してきました。その品質の高さは、皇室や宮家からの御用命、国内外の万国博覧会での受賞歴に示されています。
一方、ビルケンシュトックは1774年にドイツで設立されたフットウェアブランドで、1989年に発表された「Papillio」は、ブランドの多彩なデザインの新たな1ページを切り開いていきました。鮮やかな色使いや独特のプリントパターンで知られるPapillioは、今や世界中で愛されています。
限定アイテムの詳細
今回発売されるコラボレーションモデルには、以下のタイプが用意されています。
- - 夏草(ブルー)モデル:ギゼ/アリゾナ
- - 夏草(グレー)モデル:ギゼ/アリゾナ
- - 琳派(ゴールド)モデル:ギゼ/アリゾナ
各モデルの価格は16,800円(税込)で、サイズ展開は35から43(約22.5㎝から約28.0㎝)となっています。
また、製品には東海道五十三次をデザインした風呂敷が付属。この風呂敷もまた、和のテイストを醸し出しており、持ち歩きにも便利です。
販売は、ビルケンシュトックの各フラッグショップやZOZO TOWN、SOHYA TASにて展開されています。限定品ということもあり、早めのチェックをお勧めします。
まとめ
ビルケンシュトックと千總のコラボレーションは、ただのフットウェアの枠を超え、歴史的文化に根ざした意味を持つ一足になっています。歩くことが楽しくなるようなデザインの数々を足元にまとい、夏のファッションを彩りましょう。