建翔とKGALの連携
2022-04-21 19:23:29
建翔とKGALが手を組み、日本の投資家を欧州市場へ導く
日本の投資家を支援する建翔とKGALの連携
建翔インベストメントグループは、ドイツの有力な投資・資産運用会社であるKGALグループと提携し、日本の投資家のために新たな投資機会を提供することを発表しました。この連携により、日本の機関投資家はドイツや欧州市場における不動産投資へ参入しやすくなります。
KGALグループは、1968年に設立され、ミュンヘン近郊に本社を構えています。彼らは現在、14か国の顧客に対し、安定した投資パフォーマンスを提供するために従業員338名が一丸となって取り組んでいます。投資運用額165億ユーロを超える実績を持つKGALは、日本の機関投資家にとって信頼できるパートナーとなります。
日本の投資家のニーズに応えるコンサルティング
建翔は、KGALの東京における窓口として、日本の投資家のニーズを基にしたコンサルティングを実施します。彼らの役割は、日本の機関投資家が欧州市場でのビジネス展開を果たすための総合的なサポートを行うことです。特に、KGALは日本の機関投資家に対して、ドイツや欧州における不動産の取得、運用、譲渡に関する規制遵守を支援します。
また、建翔はKGALとの連携にとどまらず、欧州関連の専門家やローカルマーケットのリーダーとの強固なパートナーシップを築いています。このような取り組みを通じて、東京の現地コンサルタントと連携し、日本からヨーロッパへの資本移動をスムーズに進めることを目指しています。
日独不動産ブリッジ(JGREB)の設立
さらに、KGALは建翔が新たに立ち上げた「日独不動産ブリッジ(JGREB)」の主要なパートナーです。この取り組みは、ベルリンを基盤とする不動産リサーチ会社ブルヴィンギーザとの共同プロジェクトです。JGREBは、ドイツと日本の不動産専門家を結びつけるための情報ポータルを提供し、ウェビナーやカンファレンスを通じて交流を促進します。
2月には、第1回JGREBウェビナーが開催され、テーマは「ドイツの不動産市場の展望」でした。KGALのCEOゲルト・バルテンバウアー氏がパネリストとして参加し、貴重なインサイトを提供しました。
建翔のビジョンと今後の展開
建翔インベストメントグループのCEOであり創設者のレオナード・マイヤー・ツー・ブリックヴェーデ博士は、今回の提携を通じて、日独の機関投資家によるクロスボーダー不動産取引の中心的存在となることを目指しています。彼は、幅広いコンサルティングサービスを提供し続けることで、このビジョンを実現するための活動を推進していく考えです。
建翔の拠点は東京都千代田区にあり、2021年に設立されました。これからの日本と欧州の資本取引において、重要な役割を果たすことが期待されています。
このように、建翔とKGALの連携は、日本の投資家が欧州市場での機会を広げるための大きな一歩となるでしょう。将来的には、さらなる交流やパートナーシップの拡大も期待されます。
会社情報
- 会社名
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建翔インベストメント株式会社
- 住所
- 東京都千代田区永田町2-11-1山王パークタワー3F
- 電話番号
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