大川原敬明写真展「shooting a life」
2026年5月14日から5月20日まで、新宿のアイデムフォトギャラリー[シリウス]で大川原敬明の写真展「shooting a life」が開催されます。この展覧会では、「食べもの」の持つ生命力と、それを形作る狩猟の現場を通して、私たちが日常的に忘れがちな命の大切さに目を向けます。
展覧会のテーマと表現
大川原は、これまでスポーツの世界で勝負の激しさを追求してきましたが、狩猟の現場ではまったく異なる質の緊張が待ち受けています。著書『獲る 食べる 生きる』の著者でもある黒田未来雄氏と共に過ごす中で、彼は20回以上の狩猟に立ち会ってきました。森に入ると静寂が広がり、全神経が一点に集中します。
引き金を引き、動物がどのように命を終えるか、その瞬間をカメラを通して見届けることは、単なる観察ではなく、深い考察をも伴います。「生きていたもの」が「食べもの」に姿を変える過程を、長く過酷な道のりとして映し出します。
狩猟と命の関わり
ただし、狩猟は一瞬で完結するものではありません。獲物を探し、獲物の処理を行って肉を持ち帰るまでには、多くの時間と努力が必要です。大川原はそうしたプロセスの一つ一つを大切にし、現代社会では見えづらい「命の重み」を感じ取ります。野生動物、猟師、そしてカメラマンの三者が命に正面から向き合う場面は、我々に大きな問いを投げかけます。
この写真展では50点のカラー作品が展示され、狩猟の難しさや成功、さらには命の尊さを鮮やかに映し出します。大川原が捉えた瞬間には、観る者に生きることの意味を再考させる力があります。展覧会は、新宿の中心で命について考える貴重な機会となることでしょう。
大川原 敬明のプロフィール
大川原敬明は1985年生まれ、札幌市出身の写真家です。19歳から写真を撮り始め、20年以上にわたってスポーツ写真を中心に活動してきました。2019年以降、狩猟に魅了され、黒田未来雄氏に同行し、狩猟の現場を記録しています。これまで数々の雑誌や書籍に写真を提供し、多様な視点から命の世界を探求しています。
この貴重な展覧会の詳細や最新情報は、アイデムフォトギャラリー「シリウス」の公式ウェブサイトやブログで随時更新されます。皆さんも、狩猟や生命についての新たな視点を得るために、是非足を運んでみてください。
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