ナイス株式会社が行った森林資源循環利用の実践
ナイス株式会社(本社:横浜市鶴見区)は、自社の社有林「ナイス津久井の森」において、森林資源の循環利用を実践する一環として植林会を開催しました。この活動は、社員が実際に森林に足を運び、自ら苗木を植えることで国産材の重要性や森林の循環について学ぶことを目的としています。
植林活動の内容
今回の植林会では、過去の冬に実施された群状間伐による再造林地において、「少花粉スギ」の苗木を750本植えました。この「少花粉スギ」は、花粉症対策に効果的であるとされており、林野庁からの推奨を受けた選択です。これにより、花粉の飛散を抑制し、地域の住民の健康保護にも寄与すると期待されています。
新入社員を中心としたメンバーは、一本一本丁寧に苗木を植えることで、森林づくりに対する真剣な姿勢を体現しました。実体験を通じて得られる学びは、社員一人ひとりの環境意識を高め、持続可能な社会の構築に寄与するものとなります。
社員の学びと意識の醸成
ナイス株式会社は、木材流通を基盤とした企業として、社有林の利活用を通じて社員に対して森林保全の重要性や国産材の利活用の意義を学ぶ機会を積極的に提供しています。植林活動のような体験を通じて、社員が環境意識を持つことは、会社全体の社会的責任を果たすために必要不可欠です。
間伐材の有効活用
また、ナイス株式会社では過去に間伐材を「木製ファイル」や「木のうちわ」といったノベルティ商品として使用しており、イベントなどで配布することで森林資源の循環利用を推進してきました。今後は、オリジナルの木材商品「Gywood®」などを開発し、さらなる間伐材の有効活用を目指す予定です。これにより、川上から川下までを見据えた木材循環モデルの構築を目指していきます。
ナイスの森の役割
ナイスグループでは、社有林「ナイスの森®」の保全及び育成を通じて、森林資源の循環利用および地球温暖化防止に貢献しています。現在、「ナイスの森®」を含む社有林の総面積は2,428.4haを誇り、年間で約11,000tの二酸化炭素を吸収し、二酸化炭素換算で約970,000tの炭素を貯蔵しています。これは、企業としての持続可能性だけでなく、地域社会への貢献をも視野に入れた重要な取り組みと言えるでしょう。
ナイス株式会社の今後の動きに期待が高まります。