アスリートの潜在能力を生かしたビジネス教育の新機軸とは

アスリートの非認知能力をビジネスに活かす教育

アスリートたちの競技生活が終わった後、多くが企業に就職するものの、壁に直面することが少なくありません。「企業になじめない」「競技から離れると自分の価値が分からない」という声は、多くのアスリートが抱える悩みです。特に、セカンドキャリアに苦しむ方々は多く、やりがいを見いだせずにいるのが現状です。

多くのアスリートが抱えるコンプレックスは、「プライドが高いのに、社会経験が少ないためビジネス教養が欠如している」といった点です。しかし実は、彼らは非認知能力に優れており、スポーツを通じて培った問題解決思考を持っています。これにより、本来、ビジネスパーソンとしての素質は十分に備わっているのです。

そこで設立されたのが、日本営業大学です。ここでは、アスリートの持つポテンシャルを最大限に引き出すためのビジネス教育が行われています。この教育課程を通じて、アスリートが企業に定着し、ビジネスパーソンとしてのキャリアを築ける環境を整えることを目指しています。

設立記念講演会の実施

日本営業大学の設立を記念した講演会では、オリンピックメダリストで日本代表監督を務めた篠原信一さんが、アスリートのビジネスポテンシャルについてお話しします。彼の経験や視点を通じて、アスリートが持つ特性とその応用方法を探る貴重な時間になることでしょう。

また当日は、アスリートの特徴と現状、日本営業大学の取り組みについても、企業経営者や人事担当者向けに説明会やパネルディスカッションが同時に行われます。これにより、アスリートと企業が共に成長できる道筋が示されます。