環境問題に立ち向かう市民活動の成果をまとめた年次レポート公開
公益社団法人アクト・ビヨンド・トラスト(abt)は、2025年度年次レポートを公開しました。これは、同法人が公益社団法人に認定されてから初のレポートであり、全ての助成事業が公募化された新たな取り組みの一環です。レポートには、環境や社会に関連する市民活動の成果や、助成先の声、広報啓発や調査研究に関する活動が詳述されています。
公益社団法人への移行と助成事業の公募化
2025年11月、abtは内閣府から公益社団法人として認定を受けました。この変更とともに、すべての助成事業が公募制に移行。これにより、助成金の申請が特定の団体に限られることなく、誰でも応募が可能となりました。助成部門は「オーガニックシフト」「エネルギーシフト」「東アジア エコ&ピースシフト」「フェーズシフト」の4部門に再編され、合計19企画に約1,270万円が助成されました。
2025年度の助成実績を振り返る
オーガニックシフト部門
この分野では、ネオニコチノイド系農薬が環境に与える影響を調査し、市民への広報活動を支援する取り組みを行いました。また、オーガニック給食推進プログラムも新設され、地域におけるオーガニックの普及を促進しています。
エネルギーシフト部門
この部門では、地域の再生可能エネルギー導入や政策提言、調査研究が行われ、公平で持続可能なエネルギー転換を目指しています。
東アジア エコ&ピースシフト部門
国境を越えた環境保全と平和構築のために、若者たちの交流や国際的な取り組みが支援されました。
フェーズシフト部門
環境に関連した試験的な活動のために、初めて公募形式のスポット助成プログラムも導入され、多彩なテーマがサポートされました。
abtの支援活動の意義
abtは助成金の提供だけにとどまらず、活動の発掘や専門家との連携、情報発信を通じて、助成先のサポートも行っています。社会的にまだ十分認知されていない課題に取り組む人々を支える姿勢は、これからの社会においても重要な役割を果たしています。
情報発信と透明性の確保
広報啓発事業においては、シンポジウムや対話イベントが開催され、環境問題に関する知識の普及が促進されています。また、財務情報も公開され、透明性の高い運営を心がけています。
今後の展望
2025年度は徒歩の移行を経て、新しい助成の形が見えてきました。環境問題は、私たちの日常生活と密接に結びついているため、今後も様々な形で市民が参加しやすい制度を確立していくことが求められています。
レポートの内容が、今後の環境問題を議論するきっかけとなり、多くの人々の協力によって未来の環境保全につながることを期待しています。これからの活動に注目が集まることでしょう。
年次レポートの詳細
この年次レポートには、代表理事からのメッセージや助成実績、広報、調査研究事業など、多くの情報がまとめられています。以下のリンクからPDF版のダウンロードも可能です。
年次レポート PDF
abtについて
公益社団法人アクト・ビヨンド・トラストは、環境問題を社会構造や公正さの観点から捉え、持続可能な社会を目指す活動をしています。これからも市民の力を結集し、積極的な役割を果たしていくことでしょう。