ニュートンワークス、初出展で目指す「試験レス」技術
2026年4月22日(水)から24日(金)まで開催される国内最大級の国際海事展「Sea Japan 2026」に、ニュートンワークス株式会社が初めて出展します。この展示会では、今後の海事産業における重要なテーマである脱炭素化を目指し、最新の技術やソリューションを提案します。
日本の海事産業と脱炭素化の重要性
現在、日本の海事産業は政府の「グリーン成長戦略」の中で特に重要視されている17分野の一つです。脱炭素化の推進が求められる中で、特に新燃料船の開発や運航効率の向上が急務となっています。しかしながら、現状では舶用業界でのシミュレーション技術の利用は限られたものとなっています。この点において、ニュートンワークスは「1DCAEシミュレーション」の活用により、効率的な設計革新を図ることを目指しています。
出展内容の概要
ニュートンワークスのブースでは、マルチドメインシミュレーションソフト「SimulationX」を中心とした新しい提案が行われます。このソフトウェアを使い、実機試験を最小限に抑える「試験レス」という設計概念を提示します。
1.
次世代船舶設計の「試験レス」への挑戦
船舶燃料の多様化に伴い、動力系統の複雑化が進んでいます。SimulationXを用いることで、開発の初期段階から配管やポンプの構成についての検討や、外乱に対する挙動を把握し、システム全体の最適化をデジタル上で実現することが可能です。
2.
デジタルツインを用いたGHG対策
航海のシナリオに基づき、最適な動力系統が検証されます。具体的には、二元燃料船における新燃料の選択や排熱回収システムとの制御連携をデジタル上でシミュレーションします。さらに、バッテリーマネジメントシステムも最適な運用環境を提供し、環境負荷とコストの両方を削減することを目指します。
3.
新燃料供給システムの信頼性検証
エンジンの負荷に見合った燃料供給ラインの最適化や、故障モードの網羅的なシミュレーションを通して安全性の高い設計を行います。特殊環境下、特に氷海域での検証にも対応し、幅広い要件を満たす技術も披露予定です。
開催概要
- - イベント名: Sea Japan 2026
- - 開催日時: 2026年4月22日(水)~24日(金) 10:00~17:00
- - 開催場所: 東京ビッグサイト、West Hall 4Digital Solution Squareエリア 4E-21
この展示会を通じて、ニュートンワークスは海事業界における一歩進んだ技術を紹介し、次世代の設計革新を促進することを目指しています。ソリューション営業部のビジネスディベロップメントマネージャーは、もともと自動車業界で培った1DCAEのシミュレーション技術を舶用業界にも展開していく意義を語っています。
興味のある方は、ぜひニュートンワークスのブースを訪れて最新の技術とソリューションに触れてみてください。