出石焼と北兵庫の地酒が楽しめるフェアが豊岡で開催!
兵庫県豊岡市にて、出石焼と地酒を組み合わせた特別なフェアが開かれます。このイベントは、歴史深い出石焼の魅力を再発見するとともに、地域おこし協力隊員による活性化の取り組みでもあります。
出石焼の歴史
出石焼は、1789年に二八屋陳左衛門により始まった伝統的な磁器です。彼は肥前の有田で製陶技術を学び、その後出石に帰り、地元の陶芸を発展させました。出石焼は、1902年に米国のセントルイスで開催された万国博覧会で金賞を受賞した実績もあり、日本有数の陶器として評価されています。
開催の目的
今回のフェアは、出石焼と兵庫の地酒、特に出石産の酒米「フクノハナ」を用いたお酒との出会いを促進することを目的としています。出石焼の後継者不足が問題とされている中、このイベントを通じて出石焼の魅力を広めること、そして後続の職人を育てる試みでもあります。
イベント詳細
- - 日時: 8月9日(土曜日)午前11時00分から午後4時30分まで
- - 場所: 豊岡市役所出石庁舎市民ホール・庁舎前広場ステージ
- - 参加方法: 申し込み不要
メインイベント
- - 出石焼の酒器などを販売・展示します。特に地域おこし協力隊員が製作した酒器購入者には、その酒器を用いた試飲体験が可能です。さらに、試飲500円分の無料券がプレゼントされます(数量限定)。
- - EXPO2025大阪・関西万博で展示された出石焼の作品も市民ホール内で見ることができます。
- - 地元の地酒「フクノハナ」を使用した試飲と小売販売も行いますので、ぜひお楽しみに!
小売販売
約24銘柄がラインナップされ、試飲はカップ1杯(約60cc)100円から楽しめます。お酒の小売は720ml瓶を予定しており、出石で育てられた酒米を使用したものも販売します。
サブイベント
さらに、朝来市観光協会が出石庁舎内で朝来市のPR展示を行う他、Veggie de+(ベジーデプラス)によるおつまみ販売も行う予定です。地域の美味しさを堪能する良い機会です。
注意事項
- - 20歳未満の方や運転者、妊娠中・授乳中の方は飲酒を控えてください。
出石焼と地酒が融合したこのイベントは、豊岡市の新たな魅力を発信する場となります。出石の伝統と文化を再確認する機会として、ぜひお立ち寄りください。