NECのワーケーション体験
NECは、東京都港区が主催する「連携自治体ワーケーション促進事業」に参加し、埼玉県秩父市での新たな働き方を模索しました。この取り組みは、一昨年度から続いており、今年度も同様にワーケーションプログラムが企画されました。
ワーケーションプログラムの概要
今年のプログラムは、2025年11月19日から21日までの2泊3日で行われ、以下のような活動が予定されました。
- - 開催地: 埼玉県秩父市
- - 参加者: NECのインフラDX事業部門からレジリエンス営業統括部とレジリエンスDX統括部のメンバーが参加
- - 目的:
1. 環境を変えることで新しいアイデアを生む
2. 地域の職員との交流を通じたコミュニケーション活性化
3. 防災に関する現場視察や意見交換を通じて、リアルな課題を体感
このように多岐にわたる目的を掲げ、NECは参加しました。
プログラムの詳細
プログラムは地域とのふれあいを大切にし、実際の仕事環境を提供できることを狙いとしています。
- - ワーク空間: 西武秩父駅から徒歩2分のコワーキングスペースでリモートワーク
- - ディスカッション: 地元の自治体職員と防災DXやワーケーションに関する意見を交換
- - 見学活動: 荒川上流に位置する浦山ダムの視察、林業を営む方々への防災に関するヒアリング
参加者たちの声によると、コワーキングスペースはアクセスが良く、業務にも集中できる環境が整っていたとのことです。特に災害に関する現場の視察が、具体的なニーズや問題を理解する上で役立ったとされます。
地元の魅力を体感
参加者は、秩父の地元産品にも触れる機会がありました。イチローズモルト、秩父ホルモン、みそポテト、わらじカツ丼など、地域特有の食文化を楽しみ、さらに秩父の観光資源などにも触れたことによって、より深くその魅力を実感したようです。
地元からの感謝の声
秩父市の担当者もNECの訪問に感謝し、地域と共に防災レジリエンスに関して学び合うことができたと述べています。「地元の味覚を楽しんでいただけて嬉しいです」と語り、今後もNECに引き続きワーケーションの舞台として使ってもらいたいとの意向を示しました。
まとめ
今回のNECのワーケーションプログラムは、ただの業務の実施に留まらず、地域住民との交流を通じて新しいアイデアを生み出す機会となりました。このような取り組みが、今後の働き方や地域支援の在り方を変えていく可能性を秘めています。今後もこのような活動が広まることが期待されます。