AIデータ社が新プラットフォームを発表
AIデータ株式会社は、製造業向けに新たなオールインワンプラットフォーム「IDX × AI孔明™ × Tokkyo.Ai」の提供を開始しました。このプラットフォームは、知的財産(知財)と研究データを一元管理することで収益化を加速することを目指しています。
プラットフォームの特徴
このプラットフォームは、生成AI「AI孔明™」と安全なデータ管理システム「IDX」、そして特許情報プラットフォーム「Tokkyo.Ai」が統合されており、製造業の研究開発部門および研究所にとって最適な環境を提供します。
1. シームレスなデータと知財の統合管理
「IDX」は高セキュリティのデータ共有プラットフォームで、技術文書や研究データを安全に管理できます。これにより、必要な情報を迅速に共有することができ、研究者にとっては貴重なインサイトを得ることが可能になります。特に「Tokkyo.Ai」との連携により、複雑な特許情報の検索や分析が一層容易になります。
2. 業務効率化の実現
「AI孔明™」は、ユーザーが自然言語で質問をするだけで、蓄積されたデータから最適な回答を瞬時に提供します。たとえば、「最新のAI研究に関する特許成果」はもちろん、「フード技術の特許状況」などの質問にも即座に対応し、研究のスピードと精度を向上させるのです。
3. 知財の収益化を加速
「Tokkyo.Ai」を利用して競合他社の特許情報や市場動向をリアルタイムで把握することで、自社の特許出願やライセンス戦略を効果的に立案でき、知財の収益化を一層促進します。
プラットフォーム導入によるメリット
このプラットフォームを導入することで、企業は次のような利点を享受できます。
- - 研究開発の効率化: データと知財情報を一元管理することで、検索や資料作成の時間を大幅に短縮します。
- - 知財戦略の強化: 最新の特許情報に基づいた戦略的な知財管理が可能になり、競争優位性が高まります。
- - 安全な情報管理: 「IDX」により、機密情報を安全に保管し、情報漏洩のリスクを低下させます。
製品概要
このプラットフォーム「AI孔明 on IDX」の価格は、月額4万円からスタート(初期費用は別途)。大規模顧客向けや特定業界向けにカスタマイズも可能です。
また、2025年2月20日には「AI孔明×AI/DXフォーラム」が開催される予定で、経営者や研究開発部門の方々が対象です。オンラインとハイブリッドでの開催を計画しています。詳細及びお申し込みはAIデータ株式会社の公式ウェブサイトから確認できます。
企業の紹介
AIデータ社は、20年以上の経験を持つデータ利活用のプロモーターです。同社は9,000社以上の企業と90万人以上の顧客からの信頼を得て、クラウドデータ管理を中心にしたデータエコシステム事業を展開しています。また、特許検索や出願支援を行う「Tokkyo.Ai」システムも導入しており、知財管理と収益化の支援を行っています。さらに、防衛省との協力により若手エンジニアの育成にも力を入れ、社会基盤の強化に寄与しています。