クォンタムフラワーズ&フーズ、欧州市場への挑戦
茨城県水戸市を本拠地に持つ株式会社クォンタムフラワーズ&フーズ(QFF)が、日本貿易振興機構(JETRO)および気候イノベーションを推進するClimate-KICによる起業家育成プログラム「J-StarX Global Growth for Climate Tech in Europe」に正式に採択されました。このプログラムは、気候変動対策を促進するために設計され、特にバイオテクノロジーや気候技術分野での先進的なサービスを持つ日本のスタートアップを対象としています。
採択の意味と背景
選ばれた5社の一員として、QFFは独自の育種技術である「中性子線スピーディ育種」を持ち、欧州市場への進出を加速します。この技術は、従来の育種法に比べ、育種サイクルを半分にまで短縮することができ、特に環境に優しい新素材や循環型バイオソリューションなど、持続可能な社会を実現するための可能性を秘めています。
「J-StarX」は、選抜された企業に対し、現地のメンタリングや投資家とのつながりを構築し、さらに世界的な気候技術イベントへの参加も促進します。これにより、QFFは欧州市場でのプレゼンスを高め、事業機会を見出すことが期待されています。
中性子線スピーディ育種技術とは
QFFの育種技術「中性子線スピーディ育種」は、その名称が示す通り、中性子線を用いた高効率な育種法です。植物や微生物を対象とし、研究開発のサイクルを短縮することに成功しています。例えば、微生物の場合、従来の方法であれば約6ヶ月を要したプロセスが、同技術ではわずか2ヶ月で済むことが可能です。この短縮化は、様々な環境問題への迅速な対処を促し、革新をもたらします。
従来の育種では数年を要する場合が多いため、この技術を用いることでより早く新しい品種や素材を市場に投入できるのです。このため、気候変動への迅速な対応求められる現代社会において、QFFの技術は非常に重要な役割を果たすことが期待されています。
グローバル展開のビジョン
QFFはJ-StarXの採択を契機に、次のような取り組みを強化します。まず、欧州の投資家や企業、研究機関との協力を強化し、パートナーシップを構築します。次に、欧州市場向けのバイオ技術や素材を評価・適合させるための実証プロジェクトを進め、その結果を事業化へとつなげます。また、主要なクライメートテックやサステナブル素材関連イベントに参加し、自社の認知度向上を図ります。
QFFの代表取締役CEO、菊池伯夫氏は「私たちの技術が地球規模の課題解決に貢献できることを信じています」と語り、持続可能な地球の未来に向けた意気込みを示しています。QFFの取り組みが、国境を越えて広がる一助となることが期待されます。
会社概要と連絡先
株式会社クォンタムフラワーズ&フーズ(QFF)は、環境・素材・サステナビリティ分野の課題に積極的に取り組むバイオテックベンチャーです。これからも日本発の革新的な技術で、世界のサステナブルな未来を目指して邁進していきます。
- - 所在地: 茨城県水戸市見川町 2563-77 ルレーブ見川 2-101
- - 設立: 2018年7月
詳しくは
公式ウェブサイトをご覧ください。