デジタル庁が推進するPMH:自治体・医療機関向け情報連携システムの説明会資料公開
デジタル庁が推進するPMH:自治体と医療機関をつなぐ情報連携システム
デジタル庁は、国民の健康増進と医療の質向上を目指し、自治体と医療機関を繋ぐ情報連携システム「Public Medical Hub(PMH)」の構築を推進しています。PMHは、医療機関や自治体、システムベンダーなど関係各所を連携させ、医療情報の円滑な共有を促進することで、迅速かつ効率的な医療提供を実現するための基盤システムです。
説明会資料とアーカイブ動画の公開
デジタル庁は、PMH事業に関する理解を深めるため、自治体、自治体システムベンダー、医療機関、医療機関システムベンダー向けに説明会を開催しました。これらの説明会では、PMHの概要、システム設計、API連携、データセキュリティなど、多岐にわたる内容が説明されました。
説明会で使用された資料とアーカイブ動画は、デジタル庁のウェブサイトで公開されており、関係者にとって貴重な情報源となっています。公開されている資料には、PMHのシステム概要、API仕様、データフォーマット、システム設計例などが含まれており、PMH導入を検討する自治体や医療機関にとって非常に有用な情報となっています。
公開資料の詳細
公開されている資料は、以下のとおりです。
自治体向け:
説明会アーカイブ動画(YouTube)
説明会資料(PDF)
令和6年度PMH先行実施に係るQ&A(PDF)
自治体システムベンダー向け:
説明会アーカイブ動画(YouTube)
説明会資料(PDF)
API連携バッチ処理仕様書(PDF)
自治体ベンダー向け仕様書等(案)(ZIP)
PMH対応に係る自治体システム設計書サンプル(医療費助成)(ZIP)
令和6年度PMH先行実施に係るQ&A(PDF)
医療機関・薬局システムベンダー向け:
説明会アーカイブ動画(YouTube)
説明会資料(PDF)
医療機関ベンダー向けXMLレイアウト案(Excel)
* 仕様に関する補足資料(PDF)
これらの資料は、PMH導入に向けた計画立案やシステム開発に役立ちます。特に、API連携バッチ処理仕様書や医療機関ベンダー向けXMLレイアウト案は、システム開発において重要な役割を果たすでしょう。
PMHの今後の展望
デジタル庁は、PMHの更なる普及と機能強化を目指し、今後も関係者との連携を強化していくと発表しています。予防接種や母子保健分野への対応など、今後PMHの機能はさらに拡充される予定です。
PMHは、日本の医療システムのデジタル化を促進し、国民の健康増進に大きく貢献するシステムです。公開された資料を参考に、PMH導入に向けた取り組みを進めることで、より効率的で質の高い医療サービス提供を実現することが期待されます。
関係者は、デジタル庁のウェブサイトで公開されている資料を積極的に活用し、PMHの導入・活用について理解を深めていくことが重要です。