スキルマネジメントシステム「Skillnote」が認定
株式会社Skillnoteのスキルマネジメントシステム「Skillnote」が、一般社団法人日本能率協会コンサルティング(JMAC)による認定制度「IoT7つ道具」に選ばれました。この認定は製造業がデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するための基盤を提供するものであり、製造業界全体に革新をもたらすことが期待されています。
IoT7つ道具とは
「IoT7つ道具」は、JMACが製造業のクライアントが多様なDXソリューションを評価・選択する際に役立つ指針として2019年に立ち上げられた制度です。この認定制度は、以下の7つの領域をもとに、製造現場における課題解決に寄与するデジタルツールを選定します。
1.
位置 (Location)
2.
作業 (Operation)
3.
場面 (Situation)
4.
数量 (Count)
5.
危険 (Hazard)
6.
稼働 (Availability)
7.
品質 (Quality)
さらに、5つのコンセプトも評価基準に含まれており、これによって製造現場がIoTツールを取り入れやすくなるよう設計されています。
Skillnoteが選ばれた理由
Skillsnoteは、製造業における重要な課題である人材不足や人材の流動化に対応するために、有効なスキルマネジメントを提唱してきました。品質の維持と向上を図りつつ持続可能なものづくりを実現するためには、人材の有効活用が必要不可欠です。しかし、現状では教育が場当たり的であったり、個々の記憶に頼るような運用がなされがちです。これに対してSkillnoteは、人材が持つスキル情報を一元化して管理し、可視化を進めることで、より計画的な人材育成と適切な人員配置を実現します。
Skillnoteの機能と利点
Skillnoteは、製造業特有のニーズに応じて設計されています。このクラウドサービスは、従来はExcelなどで行われていたスキルマップの管理を、より効率的に行うことが可能です。クラウド上でデータが見えることで、スキル情報をもとにした具体的な育成・配置計画を立てることができ、技能の伝承や即戦力化が進むことになります。
Skillnoteによる製造業の未来
株式会社Skillnoteは「つくる人が、いきる世界へ」というビジョンを掲げ、情報技術を使って人の成長を支援することで、製造業界を革新し、人々がいきいきと働ける環境づくりを目指しています。今後もJMACが提供する教育や研修と連携しながら、製造業界に対し本質的な価値提供を行っていくことでしょう。
会社情報
- - 会社名: 株式会社Skillnote
- - 所在地: 東京都千代田区神田錦町2-2-1 KANDA SQUARE 11F
- - 設立: 2016年1月
- - 資本金: 9億2,476万円
- - 代表者: 山川 隆史
- - 事業内容: 製造業向けスキルマネジメントシステム「Skillnote」の提供
- - 公式サイト: Skillnote