新型オートショックAED
2025-04-30 15:25:09

キヤノンMJが新型オートショックAEDとCPR講習サービスを発表

自動でショックを行うオートショックAEDの登場



キヤノンマーケティングジャパン株式会社(以下キヤノンMJ)は、2025年4月30日より、新たにオートショックAEDの販売を開始することを発表しました。このAEDは、従来のAEDとは異なり、救助者がショックボタンを操作する必要がなく、自動で電気ショックを行うことができます。これにより、心停止時の救助行為が迅速かつ確実に行えるようになります。

オートショックAEDの特長



従来のAEDでは、救助者が電気ショックが必要と判断した際にボタンを押さねばならず、その判断が適切なタイミングで行われない場合、救命率に影響を及ぼす可能性がありました。しかし、オートショックAEDがこの問題を解決します。この新しい装置は、状況に応じて自動的にショックを与え、救助者の心理的な負担を軽減します。

特に、2024年6月からは公共施設や企業、家庭など幅広い場面でこのAEDが普及する見通しです。キヤノンMJは、同社が提供する日本光電製及び旭化成ゾールメディカル製の2つのオートショックAEDの販売を行います。これらはすべて新しいCPR講習サービスにも対応しています。

日本光電「AED-3250」の魅力



日本光電の「AED-3250」は、音声ガイドや3.5型のカラーディスプレイを搭載しており、使用者が操作手順を視覚的にも確認できるようになっています。特に、音声が聞き取りづらい環境や聴覚に障害がある方にも配慮されており、イラストやメッセージによる案内が行われます。さらに、年齢層によって異なる電極パッドの対応や、録音機能など、実用的な機能が盛り込まれています。この製品は-5℃の厳しい環境でも動作し、防水・防塵性に優れています。

旭化成ゾールメディカル「ZOLL AED 3 オートショック」の優位性



旭化成ゾールメディカルの「ZOLL AED 3 オートショック」は、従来型の「ZOLL AED 3」を基に、胸骨圧迫の深さを測定する機能が追加されており、リアルタイムでフィードバックを与えます。この技術は、心電図の解析を最短3秒で行なうことで、救助者が胸骨圧迫を継続できる時間を最小限に抑えることに成功しています。

CPR講習サービスの提供開始



さらに、キヤノンMJは、さまざまな状況に対応するAEDの取り扱い開始に合わせ、新たにオートショックAEDに対応したCPR講習サービスにも乗り出します。これまで2010年から実施している CPR講習は2025年3月時点で25万人以上が受講しており、全国約400名のインストラクターによる実践的なカリキュラムを提供します。心肺蘇生法を学ぶことができる講習を通して、多くの人々が救命技術を身につける機会となるでしょう。

キヤノンMJは今後もAEDの普及を進め、より多くの命を救えるよう取り組んでいく所存です。新たなオートショックAEDの導入により、普段の生活や緊急時における安心感が一層高まることが期待されます。


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会社情報

会社名
キヤノンマーケティングジャパン株式会社
住所
東京都港区港南2-16-6
電話番号

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