揚羽の調査結果
2018-11-01 07:00:02
揚羽が発表!採用ブランド力と入社意欲の深いつながりについての調査結果
揚羽が実施した「採用ブランド力」と「入社意欲」の調査
株式会社揚羽は、クリエイティブとリサーチを強みとする企業で、159社を対象に「採用ブランド力」について調査を行いました。この調査の結果、興味深いデータが明らかになりました。特に「採用ブランド力」と「入社意欲」には深いつながりがあり、相関係数は0.71という高い数値を示しています。この数値は、昨年度の0.70と比べても依然として強固な関係を持つことを示しています。
調査の背景と方法
調査は2018年の7月28日から8月12日にかけて行われ、正確なデータ収集のためにインターネットを用いました。対象となったのは、「ビズミル」に登録する学生3,593名で、回答者の多くは大学生と大学院生です。この調査では、企業に対する入社意欲を「企業名を知らない」から「第一志望である」という7段階で評価し、また企業の魅力を50項目に分類しました。
調査結果の分析
調査の結果、入社意欲を高める要因としては、特に「高所得の見通し」や「充実した福利厚生制度」、「快適な職場環境」が重視されていることがわかりました。全学生対象の分析では、就活前と就活後において、期待する要因が異なることも明らかになりました。就活前は「マーケットにおいて優位なポジションにいる」、「ダイナミックな活躍ができる」など、企業の業界内での位置づけが重要視されていた一方、就活後は「失敗の許されない仕事が得られる」や「自身の働いている姿が想像できる」といった質の高い仕事が求められました。
さらに、文系学生と理系学生、また安定志向や社会貢献を重視する学生など、志向タイプ別に分析を行った結果、それぞれの価値観に基づく明確な違いが見受けられました。特に文系学生は、企業との性格的な相性を重視する傾向がある一方、理系学生は企業のマーケットポジションへの関心が高いことが示されました。
トップ企業の特徴
調査の最後には、採用ブランド力ランキングが発表され、上位に位置したのはプラットフォーマーやメガベンチャーと呼ばれる企業でした。近年急成長を遂げたこれらの企業は、多くの学生にとって魅力的な選択肢として認知されています。これはメディア接点の増加が学生たちの企業に対するイメージ形成に寄与しているためでしょう。
まとめ
揚羽の調査からは、企業の採用ブランド力が入社意欲に強く影響を与えることが示されています。将来のキャリアを考える上で、企業はその魅力の向上に努める必要があります。また、学生たちも自分の志向に合った企業選びを行うことが重要といえるでしょう。これからの就職活動において、企業の姿勢やブランド力が一層重視されることが期待されます。
会社情報
- 会社名
-
株式会社揚羽
- 住所
- 東京都中央区八丁堀2-12-7 ユニデンビル3階
- 電話番号
-
03-6280-3336