新たな地域創生の挑戦
明石市の高校生たちが地元の特産品を活かし、明石の魅力を伝える新しい洋菓子「塩フィナンシェ」を考案しました。この商品は、E93第二神明道路の明石サービスエリア(SA)で、令和6年11月23日から販売が開始されます。
商品の特徴と開発の背景
「塩フィナンシェ」は、地元JAあかしが誇るブランド米「花美人」の米粉と淡路島産の藻塩を使用した、上品な味わいのフィナンシェです。見た目にもこだわり、白を基調にして稲穂の刻印が施されています。外箱はお米の枡、個包装はおむすびをイメージした竹皮のデザインで、視覚でも楽しめる工夫がなされています。
この商品は、明石北高校が取り組む産学連携の一環として誕生しました。地域と共生するサービスエリアを目指すNEXCO西日本グループと、「地元の魅力を知ってもらいたい」という高校生の情熱が結びつき、新商品の開発が実現したのです。生徒たちは、アイディアの創出だけでなく、パッケージデザインにも参加し、専門的な知識を生かした成果を形にしました。
商品概要
- - 商品名: 塩フィナンシェ
- - 製造者: 株式会社コンサクレ
- - 販売価格: 1,080円(税込)6個入り
- - 販売開始: 令和6年11月23日(土)
- - 販売場所: E93第二神明道路 明石SA(上下線)
- - 特徴: 環境に優しい米粉と藻塩使用
明石SAは24時間営業の上り線ショップと、7時から21時まで営業の下り線ショップを有しており、上下線を行き来することも可能です。地元の特産物を使ったこのフィナンシェをぜひお楽しみください。
明石北高校の取り組み
明石北高校は、2010年から文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定され、地域と共創した広範なネットワークを構築する教育を実施しています。特産品を通じて地域の魅力を伝えるため、高校生たちは様々なプロジェクトに参加しています。「花美人」というブランド米の存在を知り、その価値を発信する一環としてこのフィナンシェの開発が行われました。「人にも環境にも優しい街としての明石を知って欲しい」という生徒の願いが、この商品に込められています。
明石北高校生によるPR販売
商品を手掛けた高校生たちは、発売日翌日である令和6年11月24日(日)9時30分から、明石SA(下り線)でPR販売を行います。試食品が無くなり次第終了となるため、早めの訪問をおすすめします。
地元特産「花美人」について
「花美人」は、明石西部、江井ヶ島地区で栽培されているお米で、減農薬、減化学肥料による環境に優しい栽培が特徴です。その美味しさはもちろん、食材としての魅力も兼ね備えています。この知名度向上を目指して、今後も多くの製品へ展開していくことでしょう。
株式会社コンサクレについて
製造を担う株式会社コンサクレは、神戸市に本店を構える洋菓子店で、多彩な洋菓子を製造しています。明石SA近内に位置しているため、地元での名産品開発に積極的に取り組んでいます。中でも人気の「半熟フロマージュふわわ」は、多くのファンを獲得しています。
この新たなフィナンシェを通じて、明石の魅力を存分に味わってみてはいかがでしょうか。