ショウタイム24の無人内見システムとLIXILの連携で快適な内見体験が実現

ショウタイム24が無人内見を進化させる

不動産業界における内見の方法が変わりつつあります。ショウタイム24が提供する無人内見システム「無人内見くん」は、ビルダー向けに特化したサービスとして、多くの企業に導入されています。このシステムは、内見から実際の見学終了までを、すべて内見者が自らで完結できるという点が特徴です。これにより、内見対応における人手不足問題の解消に寄与し、さらに営業時間外の内見を可能にすることで、顧客の満足度を向上させています。

利用実績と関心の高まり

現在、「無人内見くん」は150社以上の企業に導入され、内見者数は1万件を超えています。このような実績から、無人内見に対する関心が高まっていることは明らかです。しかし、従来の無人内見には課題も残されていました。それは、内見者が事前に予約した時間に合わせて、エアコンや照明などの家電を準備することが難しい点です。特に厳しい暑さや寒さの中では、内見時の快適さが損なわれる可能性がありました。

IoT技術を活用した新たな解決策

そのため、今回の連携がもたらす「Life Assist 2」との統合が注目されています。このIoT機能により、エアコン、照明、シャッター、カーテンといった多様な家電や建材を、あらかじめ予約時間に応じて遠隔操作が可能です。これにより、内見者を快適な環境で迎え入れることができるようになり、快適性が大幅に向上します。

さらに、物件内に設置された屋内カメラを通じて、内見者とビルダーがリアルタイムで双方向の通話を行うことも可能になります。これにより、物件に対する疑問や要望をその場で解消しやすくなり、より充実した内見体験を実現します。

スマートロック導入で手間を削減

また、内見物件の玄関ドアには、LIXILのスマートロックシステム「FamiLock」が採用されることで、利便性も向上します。このシステムはドア本体と一体型の設計がされており、スマートロックの取り付け作業が不要になります。特に、電気タイプのFamiLockは電池交換の手間がなく、後付け可能な電池タイプでも約1年の長寿命を実現しているため、電池切れによるトラブルを防ぐことができます。