DeepL、業務自動化を加速する新たなAIツールを発表
DeepLが新たな自律型AIツールを発表
最近、ドイツ・ケルンに本社を置くDeepLが新しいAIソリューションとして「DeepL Agent」と「Customization Hub」を公開しました。これにより、言語翻訳だけでなく業務の自動化にも革新をもたらし、特に事務職や専門職の生産性向上に寄与することを目指しています。
DeepL Agent:業務効率化の新たなパートナー
新たに提供される「DeepL Agent」は、企業内の業務フローをスムーズにするためのAIエージェントです。最近の調査によると、一般的な事務職は約1,200回もアプリやウェブサイトを切り替え、週に11時間も情報検索に時間を費やしているとのことです。このような非効率を解消するために開発されたDeepL Agentは、業務を一元的に管理し、無駄な作業を減少させることを目的としています。
DeepL Agentは、企業の特定の業務フローを理解し、人間の確認作業を組み入れた形で業務をサポートします。具体的には、営業部門ではリードの調査やメッセージの自動生成、カスタマーサービスでは問い合わせ対応や返品処理などに対応します。これにより、チームはより戦略的な業務に専念できる環境が整います。
Customization Hub:業務の言語要件を一元管理
さらに発表された「Customization Hub」は、企業が必要とする翻訳のニーズを一つのプラットフォームで管理できるツールです。DeepL独自の文脈理解力を活かし、翻訳プロセス全体においてブランド固有の用語やスタイルを正確に反映することが可能です。これにより、翻訳のコストや時間を大幅に削減し、より迅速かつ正確な翻訳を実現します。
Customization Hubは、特にローカライズ業務を行う企業にとって大きな利点を提供します。従来の翻訳システムでは、複数のツールに散らばった情報を一つにまとめるのが難しいため、手作業での修正や確認に多くの時間を取られていました。Customization Hubの導入により、エラーを最小限に抑えつつ、業務の効率を向上させることが期待されます。
多言語対応の拡大
DeepLは今回の発表で、現在対応している100以上の言語に、新たに約70言語を追加したと発表しました。この拡充により、世界中の企業がより広範な市場へアクセスできるようになり、特にEU地域では全24の公用語を含む多様な言語に対応します。アジア太平洋地域でも、ヒンディー語やマレー語など、企業からの要望が高い言語が追加され、真のグローバル展開が加速されています。
未来に向けた取り組み
CEOのヤレック・クテロフスキーは、DeepLのミッションとして「言語の壁を越え、働き方を変革することで人の可能性を解き放つ」と述べており、今回のツールはその目標に沿ったものです。AIと人間の専門性が融合することで、個々の生産性だけでなく、組織全体の効率も向上させ、ビジネスのさらなる成長を支援していく考えです。また、今後は「DeepL Voice for Zoom」や「DeepL Marketplace」などの新製品も予定されています。
DeepLは、技術の革新を利活用しつつ、今後も企業の業務効率化及び生産性向上に貢献するAIソリューションを提供し続ける予定です。新しいビジネススタイルの確立や言語の壁を超えるために、DeepLの取り組みに注目です。
会社情報
- 会社名
-
DeepL
- 住所
- Maarweg 165, 50825 Cologne, Germany
- 電話番号
-