鳥取日野森林組合とバイウィルの連携
日本各地でカーボンニュートラルの実現が求められる中、株式会社バイウィルが鳥取日野森林組合と手を組み、J-クレジットの創出に向けた取り組みを始めました。これは、鳥取県日野郡での持続可能な森林管理が目指されており、地域社会に寄与する重要なプロジェクトです。
対象となる森林とその意義
鳥取日野森林組合が管理する森林は、森林認証制度(SGEC)を取得しており、環境に配慮した管理が行われています。この取り組みにより、水源の保全や生物多様性の維持、地球温暖化の防止が図られています。さらに、地域材の利用促進や木質バイオマスエネルギーの活用を推進し、循環型社会の形成にも寄与しています。
バイウィルは、管理する森林からのJ-クレジット創出において、申請手続きの代行や販売先の探索を一貫して行う予定です。これにより、地域の脱炭素化や森林保全に貢献することを目指します。
パートナーシップの背景
今回の契約は、株式会社山陰合同銀行との連携協定を背景にしています。2023年3月に締結された協定により、地域のカーボンニュートラルに向けた取り組みが推進されてきました。バイウィルの紹介により、鳥取日野森林組合との契約が実現したのです。これにより、さらなる森林資源の保護に繋がることが期待されています。
今後の展望
鳥取日野森林組合では、認証対象のCO2吸収量が約7,867 t-CO2と見込まれており、2026年にはプロジェクト登録を目指すとしています。バイウィルは、プロジェクト登録からモニタリング、クレジットの販売までを支援し、この地域における“環境価値と経済価値の循環”の実現に寄与していく方針です。
鳥取日野森林組合とバイウィルの概要
鳥取日野森林組合概要
- - 名称: 鳥取日野森林組合
- - 本所住所: 鳥取県日野郡日野町舟場277-3
- - 公式サイト: 鳥取日野森林組合
- - 代表者: 川上 富夫
- - 事業内容: 森林整備事業
バイウィル会社概要
- - 社名: 株式会社バイウィル
- - 住所: 東京都中央区日本橋2-3-21群馬ビル6階
- - 公式サイト: バイウィル
- - 代表者: 下村 雄一郎
- - 事業内容: 環境価値創出支援事業、環境価値売買事業、脱炭素コンサルティング、ブランドコンサルティング
結論
この新しい取り組みは、鳥取県の日野郡における環境保全と地域社会への貢献につながります。バイウィルと鳥取日野森林組合の連携により、我々は温暖化への対策を強化し、持続可能な未来に向けた一歩を踏み出すことが期待されます。