タグ・ホイヤーの新作！モナコスプリットセコンドクロノグラフがF1と融合

タグ・ホイヤーの革新を象徴するモナコスプリットセコンドクロノグラフ

2025年4月、スイスのジュネーブで開催されたWatches & Wondersイベントで、タグ・ホイヤーは新たなタイムピースである「タグ・ホイヤーモナコスプリットセコンドクロノグラフ | F1®」を発表しました。このモデルは、2025年1月からフォーミュラ1の公式タイムキーパーとしての役割を果たすタグ・ホイヤーの復帰に伴い、同ブランドの歴史の中でも最も複雑なタイムピースの一つとして位置づけられています。この時計は、モータースポーツの精度を極め、160年以上にわたるタグ・ホイヤーの革新への情熱を象徴しています。

アヴァンギャルドなデザイン

1969年に登場した「タグ・ホイヤーモナコ」は、その大胆なデザインと革新性で知られています。防水機能を備えた初の自動巻角型クロノグラフとして、瞬く間にその名を馳せました。特有のスクエアケースやシグネチャーブルーのダイヤルは、タグ・ホイヤーの高い技術力を誇示しています。さらに、スティーブ・マックイーンが映画「栄光のル・マン」で着用したことで、ポップカルチャーにも多大な影響を与えた時計です。

スプリットセコンドとその精度

今回のモデルに搭載されているのは、「タグ・ホイヤーモナコスプリットセコンドクロノグラフ | F1®」専用のキャリバーTH81-00です。この自動巻スプリットセコンドクロノグラフは、複数のタイムを同時に計測可能なため、モータースポーツの世界において非常に重要な機能を果たします。タグ・ホイヤーは、100年以上にわたり正確な計時の技術を磨いてきました。1916年には、1/100秒単位の計測が可能なストップウォッチを発表し、その後も多くのスプリットセコンド技術を進化させてきました。

F1との深い関係

タグ・ホイヤーがフォーミュラ1に関わり始めたのは1969年。同年にローンチされたモナコは、F1車両にロゴを掲出した最初の時計の一つです。1971年以降、サポート体制を強化し、名高いレーシングチームとの関係構築を進めました。また、1992年にはF1公式タイムキーパーとしての役割を担い、その立場を不動のものとしています。今年、F1が75周年を迎えるにあたり、再びそのブランドと密接な関係を築くことができたことは、大きな意味があります。

視覚的な美しさと機能

「モナコスプリットセコンドクロノグラフ | F1®」のケースは、ホワイトセラミックとサファイアクリスタルを使用しています。これにより、耐久性とデザイン性の両立を実現。スプリットセコンド機能は、サーキットやスポーツイベントの複雑なタイミングを簡単に記録可能です。また、手作業でフィニッシュされたムーブメントは、スイスの職人技を感じさせる仕上がりとなっています。

F1のもたらす興奮

このタイムピースは、F1のエネルギーと洗練されたデザインが調和したものです。ホワイトセラミックケース、リューズ、プッシュボタンは、レーシングマシンのエアロダイナミクスを模しており、精度とパフォーマンスが感じられます。鮮やかなダイヤルやクロノグラフカウンターは、モータースポーツのビジュアルそのものを再現しています。

特に、ダイヤルの下に配置されたミニッツトラックには、F1のロゴが配されており、記念すべきデザインが各所に散りばめられています。

この時計は、全世界でわずか10本のリミテッドエディションとして販売され、各モデルには個別のシリアルナンバーが刻まれています。エンジンの轟音と共に精度を誇るF1の魅力を腕元に感じることができるこの特別なタイムピースは、自らのスタイルにさらなる価値を添えてくれるでしょう。

「タグ・ホイヤーモナコスプリットセコンドクロノグラフ | F1®」は、まさにモーターレーシング史の一部を手にすることができるアイテムです。これからの活動の中で、「LIGHTS OUT & AWAY WE GO（ライトが消えた。一斉にスタート！）」と共に、スリリングな瞬間をこの時計で味わいましょう。