デジタルクリエイターを支援する新サービスの発表
大日本印刷株式会社は、個々のデジタルクリエイターを対象にした画期的なサービス「イメージアーカイブ・ラボ®」を運営しており、この度新サービスを2025年4月1日から提供開始することを発表しました。この新サービスでは、ライセンスを購入したアート画像を基に創作された作品を、ピクシブ株式会社が運営する総合クリエイティブマーケット「BOOTH」で販売することができるようになります。
従来のアート画像のライセンスを使ったハンドメイド作品の創作・販売に加え、VR(仮想現実)向けのアバターやファッションアイテムの3Dデータの創作とそのダウンロード販売が可能になります。この変更は、デジタルクリエイターが自分の作品をより広く市場に送り出す機会を提供するものです。
BOOTHで利用できる画像ライセンスの内容
新たにBOOTHで利用できる画像ライセンスには、岡山県の林原美術館が収蔵する「平家物語絵巻」や、九鬼正宗の刀剣、武具・甲冑、能面など、多彩なアート作品が含まれます。特に、全巻を納めた「平家物語絵巻」は日本で唯一のものであり、これを利用した創作は大きな注目を集めることでしょう。
このアート画像ライセンスは、クリエイターが自分の創作物として自由に利用できるものです。購入後は、ブロックチェーン技術を用いた画像ライセンス証明書をWeb上で表示することが可能となり、二次創作物の正当な販売が実現します。
「イメージアーカイブ・ラボ」の概要
「イメージアーカイブ・ラボ」は、個人クリエイターや小規模事業者の創作活動を応援するためのサービスです。利用者は、著名な美術作品やグラフィックデザインから選んだ画像データをダウンロードし、自身の作品に取り入れることができます。この仕組みは特に、アートに興味があるクリエイターにとって大きな魅力でしょう。
さらに、このサービスでは、pixivFACTORYを使用することで、自分が創作の際に生成した画像を簡単にグッズにすることもできます。このように、デジタルクリエイターの創作活動をサポートするためのサービスは、今後も進化し続けることでしょう。
まとめ
大日本印刷株式会社とその関連会社DNPアートコミュニケーションズは、デジタルクリエイターのための新サービス「イメージアーカイブ・ラボ」を通じて、創作活動の場を広げており、個人クリエイターや小規模事業者が自分の作品をより多くの人々に届ける手助けをしています。今後の展開にますます期待が寄せられます。
イメージアーカイブ・ラボの詳細はこちら
BOOTHの公式ウェブサイトはこちら
ご興味がある方は、ぜひこちらのサービスをチェックして、自分の創作活動に活かしてみてください。