横浜の新保育プロジェクト
2024-10-11 17:50:28

横浜市の保育所で新たな試み!『まなざしプロジェクト』が実施される

横浜市の保育所で新たな試み!『まなざしプロジェクト』が実施される



横浜市鶴見区にある總持寺保育園は、330名の定員を誇る市内最大規模の認可保育所です。この度、子どもたちとの繋がりを大切にする株式会社明日香が運営する「子ねくとラボ」の一環として、保育士の目線を見える化する画期的な取り組み、『まなざしプロジェクト』が実施されました。このプロジェクトは、保育の質向上や職員の育成を目的としています。

まなざしプロジェクトの内容


『まなざしプロジェクト』では、保育士がウェアラブルカメラを装着し、その目線から撮影した動画を用いて保育の様子を記録します。収録した映像は専門家の視点で編集され、職員間の勉強会やフィードバックセッションで使用されます。これにより、保育士たちは自身の行動や言動を振り返り、改善点や新たな気づきを得ることを目指します。

今回の実施では、1歳児と4歳児のクラスからそれぞれ保育士2名が参加し、撮影された動画をもとに約60名の保育職員が集まり、学びの時間を設けました。ウェアラブルカメラを使って、保育の現場を観察できることは、職員同士のスキルアップにも繋がると期待されています。

参加した保育士の反応


プロジェクトに参加した保育士たちは、撮影された自分の目線動画を振り返り多くの気づきを得たと報告しています。1歳児クラスの保育士N氏は「絵本をより丁寧に読むことに気を付けようと思った」と話し、O氏は「自分が意識していたよりも会話が多かった」とコメントしました。また、相手の視点を理解することで、自らの保育スタイルへの理解が深まったと感じています。

「まなざしPJ」に参加する中で、保育士たちは他の職員の動きやコミュニケーションの取り方を観察することで、日常の保育に新たな発見を得ているようです。他職員の目線動画を観ることにより、自分の保育方法を再評価する機会にもなり、職員同士の情報共有が促進されています。

プロジェクトへの期待


このプロジェクトは、保育の質向上が期待されています。職員数が多い大規模保育園だからこそ、異なる視点や多様なスキルの共有ができる訓練の場として機能します。保育士たちは、今後も互いに意見交換を行いながら、保育の質を高めていくことを目指しています。この取り組みが、保育の未来にどのように影響するのか、今後の展開が楽しみです。

終わりに


横浜市の總持寺保育園が実施する『まなざしプロジェクト』は、保育士の育成や保育品質の向上に向けた新しいアプローチを示しています。この新たな試みが、多くの保育施設にも波及し、より良い保育環境が整備されることを願っています。


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会社情報

会社名
株式会社 明日香
住所
東京都文京区小石川5丁目2番2号わかさビル3F
電話番号
03-6912-0015

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