UNIZONEとSUPER FORMULAが提携
一般社団法人日本eモータースポーツ機構(JeMO)は、全日本スーパーフォーミュラ選手権を運営する株式会社日本レースプロモーション(JRP)とパートナーシップ契約を結びました。この提携により、UNIZONE初となるオープンイベント「e-Motorsport UNIZONE EX Match Powered by Super Formula」の実施が決意されました。
パートナーシップの目的
この取り組みの背後には、UNIZONEが掲げる「未来のモビリティの楽しさや魅力の実現」があります。具体的には、交通に対する啓発、社会課題の解決、および車の魅力を広めることを通じて、技術開発や社会貢献を進めていくことを目指しています。そして、リアルとデジタルの融合を促進し、現実を超えたエンターテイメントの提供をしています。
具体的な取り組み
- - リアルレーシングドライバーの参加:大会には、実際のレーシングドライバーが参戦し、リアルな競技とeモータースポーツを融合させます。
- - 新たなファン層の開拓:eモータースポーツを介して、これまでの観客層だけでなく、新しいモータースポーツ愛好者を育てます。
- - 技術開発とドライバー育成:モビリティとエンターテインメントを結びつけ、次世代のドライバーを育てることにも力を注いでいきます。
イベント詳細
このパートナーシップの第一弾として、リアルレーシングドライバーとeレーシングドライバーが共に参戦するエキシビションマッチを予定しています。
- - 日時:2024年2月25日(日)
- - 会場:ビエント高崎(群馬県高崎市問屋町2-7)
- - オンライン配信:あり
- - 大会形式:リアルとeレーシングのドライバーがタッグを組む多様なレース競技
詳細は2024年2月中旬にUNIZONE公式サイトで案内される予定です。
UNIZONEの役割
UNIZONEは、一般社団法人日本自動車連盟(JAF)からの公認を受けたeモータースポーツリーグです。競技のピラミッドを構築し、モータースポーツの新たな文化を育てることを目指しています。さらに、従来のファンに加えて、より幅広い層へのアプローチを図り、車の魅力を再認識してもらうための基盤を築いていきます。
未來のモビリティ発展に向けた挑戦の一環として、この新しい試みがどのような影響をもたらすのか注目が集まっています。
スーパーフォーミュラについて
SUPER FORMULAは、日本国内で最も速いフォーミュラレースシリーズであり、F1にも匹敵するスピードを誇ります。すべての車両、タイヤ、エンジンに平等な条件が与えられているため、ドライバーの技術やチームの戦略が勝敗を分ける重要な要素となっています。この環境が、世界各国で活躍する数々のトップドライバーを輩出しています。
特に、この競技はF1に進出するための「スーパーライセンス」を最短2年で取得できるため、多くの若手ドライバーにとっての登竜門とされています。
UNIZONEとSUPER FORMULAの未来を担うイベントを通じて、新たなエンターテインメント体験が提供されることとなるでしょう。