京都老舗の伝統と革新が生んだ胡粉石鹸の魅力
京都の地で260年の歴史を誇る上羽絵惣株式会社が、自社の天然顔料「胡粉」を活用して生み出した新商品『胡粉石鹸』(ごふんせっけん)が、2013年3月9日に発売されました。この石鹸は、古の伝統を踏まえつつ、現代のニーズにも応える内容となっています。
胡粉石鹸について
『胡粉石鹸』は、美意識の高さを追求し、舞妓さんのように白く美しい肌を目指すために開発されました。当石鹸には、ホタテの貝殻から作られた天然顔料「胡粉」を配合し、その抗菌成分と美容効果を最大限に引き出しています。胡粉に含まれる炭酸カルシウムが肌の余分な皮脂や汚れをしっかりと洗い流し、洗顔後は天然アロマオイルや植物性油脂がしっとりとした肌に仕上げます。
開発の背景と特長
京都しゃぼんやとのコラボレーションによって生まれたこの石鹸は、3つのテーマを掲げています。
1.
美感: “舞妓さんのような白い肌”をテーマに、胡粉の美容作用を最大限に引き出すために、最高品質の植物油と真珠パウダーを配合しました。
2.
香感: “京都らしさ”を追求し、京都産のヒノキ精油や白壇などの天然香料を使用。調香師による特別な調合で、洗い上がりに京の奥ゆかしさを感じる香りを演出しています。
3.
質感: “女らしい艶やかさ”を意識し、オーガニック認定の材料を使用しています。すべての原料は無添加で、石鹸一つずつに美しさや品質へのこだわりが込められています。
商品概要
- - 商品名: 胡粉石鹸
- - 発売日: 2013年3月9日
- - 価格: 2,800円(税込)
- - 標準重量: 90g
- - 販売場所: 本社店頭、公式ウェブサイト(数量限定)、名古屋ラシック(期間限定)など
使用方法と注意点
使用の際は、まず手と石鹸をお湯で濡らし、しっかりと泡立ててから優しく顔全体に泡を乗せて洗います。石鹸は手作りのため、色味や香りにばらつきがありますので、あらかじめご了承ください。天然原料を使用しているため、お肌に合わない場合は使用を中止することをお勧めします。
こだわりの製造法
胡粉石鹸は「コールドプロセス製法」で作られており、低温でじっくりと熟成させることで、良質な植物油の成分が壊れずに保持されます。この方法により、洗顔後のしっとりとした感触を実現しています。
胡粉の歴史
胡粉とは、日本画に欠かせない白い顔料で、ホタテ貝殻を微粉末にして作られています。伝統的な技術を現代に活かしているこの製品は、美しさを求める方々に新たな価値を提供しています。石鹸を使うことで、肌の透明感を高め、自信を持てる素肌を手に入れることができるでしょう。
上羽絵惣は、今後も伝統を踏まえながら革新的な商品を提供し、京都の魅力を広めていくことを目指しています。