布袋寅泰が特別授業を実施
2026年4月に新たに開校する音楽専門学校『バンタンミュージックアカデミー POWERED BY ユニバーサルミュージック』が、注目を集めています。この学校の特別顧問を務めることになった伝説のロックギタリスト・布袋寅泰氏が、2025年2月18日にKONAMI esports 銀座 studioで行われた開校PRイベントに登場しました。彼は、音楽業界を目指す未来のクリエイターたちに向けて、印象的な特別授業を行ったのです。
特別授業の内容
布袋氏が「夢への軌跡~変化と挑戦の大切さ~」というテーマで話し始めると、会場に集まった多くの参加者が彼の経験に惹きつけられました。音楽の世界に足を踏み入れた際の思いやバンド時代、ソロアーティストとしての挑戦について語り、彼自身の成長の物語を切々と伝えました。彼が成し遂げた偉業の裏には、数々の挑戦があったことを強調し、
「ゴールは遠いものであり、むしろ大切なのはそのプロセスだ」と語った彼に、参加者たちの目は輝いていました。
布袋氏はさらに、入学を希望する学生から寄せられた「音楽をやめようと思ったことはありますか?」という質問に対して、自身の経験を交えつつ応えました。「悔しさやもどかしさを武器にすることが重要です。失敗の中にも自分を豊かにする要素がある」と彼は力強く述べ、「50歳にしてあえて悔しさを求めてロンドンに行った」といった過去の挑戦についても語りました。彼の言葉からは、決して諦めない姿勢がひしひしと伝わってきました。
新たな音楽専門学校の概要
『バンタンミュージックアカデミー POWERED BY ユニバーサルミュージック』は、東京と大阪に拠点を置き、4年制と3年制、さらに1年制のプログラムを整備しています。入学資格は大学部・専門部が満18歳以上、高等部が15〜18歳まで。音楽総合コースや音楽ビジネス専攻、パフォーマンス専攻など、幅広い学びの機会が用意されています。初年度学費も明確化されており、各学部ごとの詳細が案内されています。この学校では、実際に現役クリエイターが講師となり、リアルな音楽ビジネスやパフォーマンス技術を学べる環境が整っています。
また、入学金は全学部共通10万円で、オンライン週一コースや週一通学コースなどの柔軟な通学形式も提供されています。
布袋寅泰氏の経歴
布袋氏は、1980年代に伝説的ロックバンドBOØWYのギタリストとしてその名を馳せ、1988年にはソロデビューを果たしました。プロデューサーや作詞・作曲家としても高く評価されており、彼の楽曲「BATTLE WITHOUT HONOR OR HUMANITY」は、映画『KILL BILL』のテーマ曲として採用されました。また、近年も様々なアーティストとの共演を果たし、国際的な音楽活動が続いています。
まとめ
『バンタンミュージックアカデミー』の開校と、布袋寅泰氏の特別授業が示す未来の音楽業界への道。挑戦と変化の中で得られる真の成長を目指す若者たちにとって、ここは夢を実現するための舞台になることでしょう。入学を考える方は、ぜひ詳細をチェックしてみてください。