環境に優しいリユースの新しい形、ブランド品宅配買取「通い箱」スタート

環境に配慮した新サービス「通い箱」

デファクトスタンダード株式会社が運営するブランド品買取サービス「ブランディア」は、環境への影響を軽減する新サービス「通い箱」を導入すると発表しました。このサービスは、これまでの使い捨ての段ボールではなく、リユースとリサイクルを目指したオリジナルの宅配BOXを採用することで、エコロジーに貢献します。

プレ導入の背景と目的

「通い箱」は、2023年6月5日よりプレ導入が開始されます。この取り組みは、近年増加するお客様からの段ボール発送に対処することと、企業としての環境保護に対する責任を果たすために生まれました。「ブランディア」は、インターネットを介した宅配買取サービスを提供しており、段ボールを繰り返し使うことで、廃棄物の削減を目指しています。

デファクトスタンダードは、リピーターを対象にしたプレ導入を通じて、今後の本格導入に向けた準備を進めていくとしています。目標として、5年間でCO2排出量を39.1トン、資源ゴミ排出量を36.1トン削減することを掲げています。

通い箱の設計と特徴

オリジナルの宅配BOXは、梱包資材会社との協力によって開発され、1年をかけて試行錯誤を重ねてきました。以下の特徴があります:

1. リユースできる頑丈さ
- 古紙を用いた再生板紙で作られており、強度に優れています。

2. リサイクルできる素材
- 使用後は古紙として再利用でき、焼却しても有害物質を発生させません。

3. 使いやすさ
- マジックテープを使用したワンタッチ開閉が可能で、従来のガムテープでの閉じ作業が不要です。

今後の展開と環境効果

プレ導入の期間中は、利用者からのフィードバックをインクルードしながら、本格導入に向けた調整を行う予定です。また、各宅配BOXの移動履歴を記録する機能も搭載し、ユーザーに環境意識を高めてもらう取り組みを行う予定です。

この新たなサービスが開始されることで、ブランディアを利用するお客様は、エコロジーに貢献しながらブランド品を手放し、環境への配慮を実践することができます。これまで新たに段ボールを使用していた従来のトーンから、250個の通い箱を使用することで、CO2排出量が大幅に削減されることが見込まれています。