昭和西川が新入社員にオーダーメイド枕作成を体験させる意義
2026年4月1日、水曜日。東京都中央区に本社を置く昭和西川株式会社が入社式を開催しました。その際、社長の西川元一朗氏が新入社員たちにサプライズミッションを発表しました。その課題は、自社の「オーダーメイド枕」を実際に制作することです。この取り組みは、顧客視点を理解し、コミュニケーション能力を育むための重要なプロセスとして設計されました。
新入社員のファーストミッション
入社式の後、青いスーツの新入社員たちは「突然ですが…今日は皆さんに“オーダーメイド枕”を作っていただきます!」との社長の言葉にドキドキしながらも期待に胸を膨らませました。彼らは、あまり話したことのない他の新入社員と3人1組のチームを組むことになり、それぞれのモデルとなる同僚に合わせた最高の枕を作るというルールが設定されました。
この体験を通じて、新入社員たちは道具の使い方から開始し、どの中材を選ぶか、どのように枕を調整するかを自ら考えることが求められました。相手のニーズをしっかりとヒアリングするために、「首や頭の高さは?」「どんな硬さが好み?」「普段の睡眠の悩みは?」といった質問を投げかけるなど、対話を重ねながら進めていきました。
制作プロセスとその成果
試作と微調整を繰り返し、最終的には満足するまでの道のりが続きました。新入社員たちは、各々が担当したモデルに合わせた枕の高さや硬さを決定し、その選択の理由も含めて、全員の前で発表する機会が与えられました。この過程は、単に枕を作るだけでなく、なぜそのような選択をしたのかを言語化する力を養う貴重な経験でもありました。
オーダーメイド枕 まくらぼの特徴
昭和西川が提供する「まくらぼ」は、個々の顧客の身体を測定し、最適な高さや硬さを調整する専門ショップです。お客様の睡眠に関するお悩みや寝具環境を効果的にヒアリングし、それに基づいて2mm単位で調整可能なオーダーメイド枕を提供し、選べる中材からお好みに合ったものをお作りします。
今回の入社式では、新入社員が自らの手で顧客のための枕作りに挑戦することで、限られた情報の中で対話を重ね、お客様と向き合う力を身につける貴重な経験が得られました。
昭和西川の新たな挑戦
昭和西川は、2026年1月に29歳の西川元一朗が社長に就任し、新体制をスタートしました。460年にわたり受け継がれてきた家名と伝統を尊重しつつ、常に新しい挑戦を続けています。新入社員に対する今回の取り組みも、その一環として位置づけられています。
今年の入社式には、30名の新入社員が参加し、彼らは今後昭和西川がさらなる成長を遂げるための重要な役割を担っていくことでしょう。私たちも彼らの今後の活躍を期待しています。