高山でのICT体験フェア2025の成功裏の開催
2025年7月17日、岐阜県高山市にて介護事業者向けの「ICT体験フェア2025」が開催されました。このイベントは損害保険ジャパン株式会社(以下、損保ジャパン)が主催しており、地域の介護事業者が抱える様々な課題に対して、ICT(情報通信技術)の導入を促進することを目的としています。
地域創生への貢献
損保ジャパンは、お客様の「安心・安全・健康な暮らし」を支えるために、社会的責任を重んじています。その一環として、地方創生にも貢献する方策を探る中で、ICTの活用が注目されています。特に飛騨地方では、高齢化が進行し、若者の流出やインバウンド需要による雇用機会の増加により、働き手の不足が深刻な問題となっています。このような状況において、介護事業者はサービスの質を維持・向上させることが求められています。
このフェアでは、介護事業の業務効率化を図るセミナーや、現場の負担を減らすためのICT機器の展示が行われました。また、地域の金融機関や高山市の後援を受けて、地域全体での取り組みとして位置づけられています。
充実したプログラム
当日、参加者は38の事業者から74名が集まりました。セミナーでは、ICTへの高い関心が伝わり、参加者たちは熱心にメモを取る姿が見受けられました。また、展示会では最新のICT機器のデモンストレーションや操作説明も行われ、多くの参加者が興味を持って見入っていました。さらに、補助金に関する個別相談も多く寄せられ、会場は盛況に終わりました。
今後の展望
今後も損保ジャパンは、地方自治体や金融機関と連携し、地域の課題解決に向けた積極的な取り組みを続けていく方針を示しています。ICT技術の導入は、介護業界に限らず、より広範囲にわたる業務の効率化を目指す重要なステップとなるでしょう。
このような取り組みを通じて、地方の活性化を果たし、地域社会の持続可能な発展に寄与していくことが期待されています。