映画館の魅力
2025-08-27 16:24:27

映画館での鑑賞が依然として人気!最近の映画観賞トレンドとは

最近、映画を観るスタイルが多様化している中、映画館での鑑賞が根強い人気を誇っています。株式会社クロス・マーケティングが2025年に実施した調査では、全国の20歳から69歳の男女に対して映画館に関する意識調査を行い、多くの興味深い結果が浮き彫りになりました。調査の結果、映画の鑑賞方法については、最も多かったのは「テレビ放送で観る」というもので、全体の45.8%がこの選択をしました。一方、映画館で観るという選択肢は36.2%を占めており、最近では長時間の作品が評価されています。特に若年層は映画館を訪れる機会が多く、年齢が上がるにつれて自宅での鑑賞が増えていく傾向があります。

映画館での観賞スタイルといえば、シネコン系の映画館が圧倒的な人気を誇っており、81.1%の人々がこのタイプの映画館を利用しています。対照的に、単館やミニシアター系を選ぶ人は7.5%程度と少数派です。興味深いことに、20代の利用者の中では単館・ミニシアター系が13.6%と高めの支持を受けており、特異な趣向も見え隠れします。

また、観賞時間についての調査でも興味深い結果がありました。映画館でのちょうど良い鑑賞時間は1.84時間、一方で自宅等では1.76時間という結果となり、映画館での方がやや長いと感じる人が多いことがわかりました。比較すると、どちらも1.5時間から2時間未満の枠に収束しています。映画館で映画を観ることの魅力に関しては、「大きなスクリーンでの迫力」「音響の良さ」「没入感が高まる」といった要素が上位に挙がっています。特に50〜60代はこれらの設備の良さを重視しているようです。

観たい映画のジャンルに関しては、「アニメーション映画」が28.5%を占め、「日本映画」が26.4%、「映像や音響の迫力がある作品」が25.6%と続いています。年代別に見ると、20〜40代ではアニメーション映画の人気が強く、逆に50〜60代では日本映画、話題の最新作、海外映画が支持されています。

この調査結果は、映画館の魅力や観賞スタイルの変化を浮き彫りにするものであり、今後の映画業界にとっても重要な示唆を与えています。特に若い世代が映画館を支持していることは、業界の明るい未来を予感させるものであり、より良い映画体験を提供できるような取り組みが期待されます。これからも映画祭や特集上映など、映画館ならではのイベントが盛り上がることを願っています。


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会社情報

会社名
株式会社クロス・マーケティング
住所
東京都新宿区西新宿3-20-2東京オペラシティタワー24階
電話番号
03-6859-2251

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