学生たちが演出する映画の祭典「シネプロ学生映画祭2024」
東京工科大学と株式会社ヒューマックスエンタテインメントの共同プロジェクト、「シネプロ学生映画祭2024」が、池袋HUMAXシネマズで開催されることが発表されました。実施日は12月7日と8日の二日間で、チケットは11月23日から販売が開始されます。この映画祭は、学生たちが企画から宣伝、上映までを手掛ける貴重な経験の場となとなります。
シネプロ学生映画祭の目的
映画祭の最大の目的は、東京工科大学メディア学部の学生たちが自らプランニングし、実際に映画を上映することで社会実践の経験を得ることです。学生たちは、自らのアイデアで映画祭を運営する中で、創造性やチームワークを育成し、将来に役立つスキルを磨いていきます。
学生たちの熱意と想いが込められたキャッチコピー、「ここでしか聞けない話がある。今日、1度きりの映画体験を!」には、来場者と共に特別な映画体験を共有したいという願いが込められています。この映画祭では、全ての上映作品にトークショーが付随し、監督と直接対話できる貴重な機会が提供されます。
上映作品の紹介
『長いお別れ』(2019年)
- - 上映時間: 12月7日12:00〜
- - トークショー: 14:10〜
- - 登壇ゲスト: 中野量太監督
この作品は、認知症を患った父とその家族の愛情を描いた物語。小説原作のこの映画は、文字で表現される小説の素晴らしさを再認識させてくれる作品です。映画を通して、家族の絆を考えるきっかけとなることでしょう。
『かがみの孤城』(2022年)
- - 上映時間: 12月7日15:20〜
- - トークショー: 17:20〜
- - 登壇ゲスト: 原恵一監督
このアニメーション作品は、非日常の世界に迷い込んだ中学生たちの冒険を描いています。不思議な城での体験を通じて、観客は自身の内面と向き合う機会を持つことができます。
『劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン』(2020年)
- - 上映時間: 12月8日10:00〜
- - トークショー: 12:20〜
- - 登壇ゲスト: 石立太一監督
兵士から代筆家となったヴァイオレットが「愛」の意味を探求する感動的なストーリー。若者に愛について考える機会を提供するこの作品は、観客に深い感動を与えることでしょう。
『JUNK HEAD』(2021年)
- - 上映時間: 12月8日14:00〜
- - トークショー: 15:40〜
- - 登壇ゲスト: 堀貴秀監督
ストップモーションアニメーションの魅力を最大限に生かしたこの作品は、人類の未来と共存の可能性を描いています。観客はその独自の世界観に没入する体験を楽しめます。
店頭販売やSNSキャンペーン
映画祭開催に合わせて、原作本の販売や学生作品のSNSキャンペーンなども予定されています。学生の創造性を感じつつ、観客は4作品の上映を楽しむことができます。
「シネプロ学生映画祭2024」は、映画を愛するすべての人にとって、新たな出会いと発見の場となることでしょう。ぜひ、池袋HUMAXシネマズでの特別な映画体験をお楽しみください。