大阪・関西万博で発表される日本の工芸品
2025年、大阪で開催される大阪・関西万博。その中で、中川政七商店が公式キャラクター「ミャクミャク」とコラボした商品の販売を開始します。この商品は、日本の伝統工芸を駆使し、特殊な技術で表現されたミャクミャクのオブジェを中心に展開されます。第1弾の商品は2025年4月13日(日)から、万博会場内オフィシャルストアや、中川政七商店の直営店舗およびオンラインショップでも予約が可能になります。
第二弾として、さまざまな生活用品が登場する計画もあり、今後の展開が期待されます。
ミャクミャクの魅力と工芸の技
鍋島焼のミャクミャク
最初に紹介するのは「鍋島焼のミャクミャク」です。佐賀県の鍋島焼窯元「虎仙窯」によるこのオブジェは、水の模様を手描きで表現した圧倒的な存在感を持っています。職人が50年以上の経験を持ち、9つの型を使ってミャクミャク独特の形状を再現。美しい「青海波」や「蛸唐草」の文様が丁寧に描かれています。価格は税込み550,000円で、サイズは高さ25cmです。
手漉き和紙のミャクミャク
次に紹介する「手漉き和紙のミャクミャク」は、愛媛県の和紙工房「りくう」が手がけた一品です。伝統的な手漉き和紙と3D技術を融合し、柔らかく温もりのある質感が特徴です。水の恵みが詰まったこの作品は、見るたびに愛着が深まることでしょう。税込み77,000円で、高さ20cmのサイズです。
硝子のミャクミャク
次は、「硝子のミャクミャク」です。千葉県のガラスメーカー「菅原工芸硝子」が手掛けたこのオブジェは、職人の感覚だけで制作されており、透明感あふれる質感が魅力です。サイズは高さ15cm、税込み192,500円で、個々の形が異なるユニークな存在感を持っています。
錫のミャクミャク
最後にご紹介するのは「錫のミャクミャク」です。富山県高岡市の鋳物メーカー「能作」で作られたこのアイテムは、流れる水のような柔らかさを持つ錫を使用し、なめらかな質感が特徴です。縁起ものとしても好まれており、税込み49,500円で高さ10cmのサイズが魅力です。
続々発表される新作
2025年4月13日より販売が始まる第一弾に続き、2023年3月中旬には暮らしに寄り添うシリーズが発表される予定です。だるまや豆皿など、12種類のデザインがラインアップになるとのこと。このシリーズも万博会場内のオフィシャルストアで購入可能となります。
まとめ
中川政七商店による日本の工芸品コレクションは、大阪・関西万博の魅力を一層引き立てることでしょう。この機会に、伝統工芸の素晴らしさを再確認し、その魅力に触れてみてはいかがでしょうか。