UCI公認の自転車イベント「NISEKO CLASSIC」とは
「NISEKO CLASSIC」は、北海道のニセコエリアで開催される、UCI(国際自転車競技連合)公認のロードレースイベントであり、2014年に始まりました。日本国内では唯一のグランフォンドワールドシリーズ公認のサイクルイベントでもあります。このイベントは、自然豊かな土地を背景に本格的なレースと観光を組み合わせた市民参加型の国際大会として、広く認識されています。
毎年、1,000人以上のサイクリストが参加し、その多くは北海道外からのエントリーという特色があります。特に、本州や海外からの参加者が年々増加しており、2025年の大会には18カ国以上からの参加表明があり、世界的な注目が集まっています。
タイトルスポンサーにニセコ東急 グラン・ヒラフが決定
最近、一般社団法人HOKKAIDO EVENTSは、2025年大会のタイトルスポンサーに「ニセコ東急 グラン・ヒラフ」を迎える契約を締結しました。このため、2025年の大会は「NISEKO CLASSIC 2025 presented by NISEKO TOKYU Grand HIRAFU」として開催されることが決まりました。
ニセコ東急グラン・ヒラフは、スキー場の運営を行う企業であり、夏季にはMTBフロートレイルや観光ゴンドラを利用した観光プログラムを展開しており、四季折々のアクティビティを楽しむことができます。冬には多くのスキーヤーやスノーボーダーが集まり、夏も多くの観光客が訪れます。
NISEKO CLASSIC 2025の具体的な日程と競技内容
2025年の「NISEKO CLASSIC」は、6月13日(金)から15日(日)にかけて行われます。各種目は以下の通りです:
- - 6月13日:チームリレー(倶知安町) - 国内初開催
- - 6月14日:タイムトライアル(共和町)
- - 6月14日:サイクリング(55km/100km)
- - 6月15日:ロードレース(80km/140km)
地域経済への貢献
「NISEKO CLASSIC」は、単なるスポーツイベントではなく、地域の魅力を発信する重要なイベントです。HOKKAIDO EVENTSの代表理事でもある今野一彦氏は、2030年にグローバルなアクティビティを提供する目指して、ニセコのスポーツツーリズムを炒めて地域の課題の解決を目指していると語っています。また、2026年には、ニセコでUCIグランフォンド世界選手権大会が開催されることも決定しており、今後さらなる発展が期待されます。
まとめ
「NISEKO CLASSIC」は、全国的にも注目される自転車イベントであり、地域振興やスポーツツーリズムの発展に貢献しています。今後も動向に注目し、参加者や訪問者に振り返りをもたらす大会として、ニセコの地域の価値向上に寄与していくことでしょう。自転車と共に自然を満喫する、忘れがたい体験が待っている「NISEKO CLASSIC」にぜひ参加してみてはいかがでしょうか。