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中村キース・ヘリング美術館 国際児童絵画コンクール

2025年10月26日（日）、山梨県の中村キース・ヘリング美術館にて「第17回国際児童絵画コンクール」の授賞式が行われます。このコンクールは、アメリカのアーティスト、キース・ヘリングの理念を受け継ぎ、子どもたちの自由な発想を迫力ある形で発表する場として毎年開催されるものです。

コンクールの概要

2009年から開始されたこのコンクールは、世界各地から234の国と地域の子どもたちが参加し、これまでに17,000点以上の作品が寄せられています。今回の応募数は1,640点。その中から11点の受賞作品が選ばれました。審査には、美術の専門家だけでなく様々な分野で活躍する方々が参加し、多様な視点から評価されています。

今年のテーマ：やさしさ

第17回のテーマは「やさしさ」。世界が不安定な状況にある今、子どもたちの視点から見える「やさしさ」は、未来に希望をもたらすものです。作品を通じて、彼らの考え方や感じ方がどのように表現されるかが注目されています。

特徴的な審査員

審査員には、世界的に有名なスタイリスト「ハウス・オブ・フィールド」のメンバーや、キース・ヘリング財団の関係者、さらには東京藝術大学名誉教授の北川原温さんといった重鎮が揃いました。各審査員がそれぞれ少年少女の部門から1点ずつ受賞作品を選出し、最終的に育成された芸術性やメッセージ性が受賞選考のカギとなります。

ワークショップの実施

授賞式の後には、アーティスト田代敏朗さんを招いてのワークショップも計画されています。参加者は、授賞作品や選ばれたテーマ「やさしさ」について意見を交わしながら独自の創作を楽しむことができます。田代さんの指導を受けることで、子どもたちに新たなインスピレーションが生まれることでしょう。

やさしさの表現

「やさしさ」とは環境への思いやりや人々への配慮、愛情を含む広範なテーマです。応募作品は水彩画や水性マーカー、クレヨン、コラージュ技法を駆使して製作されたものであり、多様なアプローチが見る人に感動を与えることでしょう。

授賞式の概要

日時:

2025年10月26日（日）

スケジュール:

• - 10:00 受付開始
• - 11:00 授賞式
• - 12:45 懇親会
• - 13:30 ワークショップ
• - 15:00 閉幕

会場:

中村キース・ヘリング美術館 (山梨県小淵沢)

公式ウェブサイト

イベントの詳細や最新情報は、公式サイトでご確認いただけます。また、美術館では「Keith Haring: Arching Lines」という展覧会も同時開催中です。ぜひ訪れて、子どもたちの斬新な作品に触れてみてください。共に未来を形作るアートに参加する機会です。

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