Mirrativが迎えた10周年の歩みと今後の展望

Mirrativの10周年とその軌跡

2025年8月28日、Mirrativ（ミラティブ）はリリースから10年間の節目を迎えました。このプラットフォームは、スマホ1台で手軽にゲーム配信ができ、多くのユーザーに利用されています。この10年間の歩みを振り返ってみると、Mirrativはただの配信プラットフォームではなく、ある種の文化を形成してきたことがわかります。特に、「あのころも、これからも、みんなの居場所。」というテーマは、配信者と視聴者の絆を重視していることを示しています。

Mirrativの成長

Mirrativの配信者数は、2025年7月時点で約569万人に達し、これは日本最大の規模です。初めての配信を行う場として機能し、このプラットフォームでのデビューを果たした方々は数多くいます。

さらに、特筆すべきは1,000日以上配信を続けた配信者が18,636人もいることで、これはMirrativが生活の一部となっていることを物語っています。2018年にリリースされたエモモ（3Dバーチャルライバー）の利用状況も注目に値します。これまでに500万人以上のユーザーがエモモを使用して配信を行い、そのアイテム数は17,854個にも及び、週ごとに新しいアイテムが追加され続けています。

ユーザーの活動

配信者は日々、エモモのお着替えを行い、その回数はなんと1億5千万回を超えています。このような活動は、ユーザーの自由な表現を促進し、コミュニティ内でのつながりを強化しています。特に、視聴者と配信者がグループショットを撮影できる機能が導入されて以来、2,400万枚以上の思い出が生まれています。

ゲーム配信の進化

Mirrativでは、配信されるゲームタイトルに変化が見られますが、特定のタイトルは今も変わらず愛されたり、配信されています。また、2022年から開始した「ライブゲーム」は、視聴者が参加できる形式となり、そのプレイ回数は2億回を超えました。これは、ゲームと配信が融合し、新たな楽しみ方を提供している証拠です。

Mirrativの未来

Mirrativは今後も、「配信を始めるならMirrativ」としての信念を貫き、多くの人にとっての「初配信の場」としての役割を果たし続けることでしょう。10周年を祝うための特別企画も用意され、社内外の感謝を込めた式典が行われています。また、ミラティブスターズという制度では、配信を通じて報酬を得ることも可能で、利用者の活動の幅を広げています。

今後のMirrativに期待するユーザーも多いでしょう。10周年のこの瞬間も、未来への一歩として、さらなる進化を続けていくことでしょう。