外国人材受け入れの新たな支援策—ライフライン契約代行サービスの紹介

外国人材受け入れの新たな支援策

Renxa株式会社（本社：東京都豊島区）は、株式会社ラストパートナー（本社：東京都目黒区）と提携し、外国人材向けの新サービス『Lifestyle Advisor Global』を始めました。このサービスは、外国からの就労者が日本に来た際に必要となる住居やライフラインの契約を代行することを目指しています。事前に各種手続きを整えることで、特定技能の外国人が日本での生活をスムーズにスタートできるよう支援します。

背景と目的

日本では、人口が2009年のピークから減少を続けており、労働力不足という深刻な問題が浮上しています。特に、特定技能の在留資格が設けられたことで、特定の技術やスキルを持つ外国人労働者に注目が集まっています。これにより、日本企業は即戦力として働ける人材を海外から受け入れることができるようになっています。

特定技能人材は、日本語や技能試験をクリアすることで日本で働き始めることが可能ですが、住居やライフラインの契約手続きが言葉の壁によって障害になる場合があります。そこで、Renxaは、これらの手続きを母国語で支援する『Lifestyle Advisor Global』を立ち上げ、外国人材をバックアップすることにしました。

プロジェクトの概要

『Lifestyle Advisor Global』では、電気、ガス、水道、インターネットなどのライフライン契約を行うことができます。また、英語、ネパール語、中国語、韓国語など多様な言語に対応しており、外国人入居者の生活環境を整えるための最適なプランを提案します。この取り組みによって、外国人材は日本で安心して働き始められる環境を手に入れることができます。

実際に、ラストパートナーでは毎年多くのネパール人特定技能人材を受け入れていますが、住まいやライフラインの確保は大きな課題となっていました。これまでの負担を軽減し、他の業務に集中できるようになることで、企業全体の生産性向上が期待されます。実際にラストパートナーの担当者も、『Lifestyle Advisor Global』の導入によって負担が大幅に軽減されたとコメントしています。

今後の展開と展望

今後は、外国人入居者が快適に生活を始められるよう、より多くの手続きを簡素化しサポート体制を整えたいと考えています。人材不足という社会的な課題に対しても、本提携を通じて解決策を提供していく所存です。『Lifestyle Advisor Global』の導入により、より多くの外国人材が日本で円滑に就業できる環境を整え、全ての人々にとって“より良い暮らし”を実現することが目標です。

会社情報

- Renxa株式会社

- 代表取締役：坂本幸司
- 所在地：東京都豊島区東池袋三丁目13-3
- 設立：2017年4月
- URL：Renxa

- 株式会社ラストパートナー

- 代表取締役社長兼CEO：土岐誠
- 所在地：東京都目黒区目黒1-16-10
- 設立：2021年1月
- URL：ラストパートナー

このように『Lifestyle Advisor Global』により、外国人が日本での生活をスムーズに始められる支援を行うことが、今後の人材需給の改善に繋がると期待されています。