サーバーワークスによる調査結果の概要
株式会社サーバーワークスは、企業のクラウドおよび生成AIの活用状況についての調査を実施し、その結果を公表しました。この調査は、エンジニアが中心となって行われたもので、275名の企業関係者を対象としています。
調査結果の主要ポイント
調査結果からわかった主なポイントは以下の通りです。
- - 導入の進捗状況:クラウドと生成AIの両方で、9割以上の企業が導入済みまたは導入に向けてPoC(概念実証)に進んでいると回答しています。
- - 全社活用の実態:生成AIを全社で活用している企業の約80%が、クラウドも全社で利用していることがわかりました。
- - 課題認識:全社展開における主な障壁は「コスト」と「セキュリティ」であり、特に生成AIに関してはセキュリティへの懸念が強いとされています。
- - 投資意向:クラウドおよび生成AIともに、約半数の企業が今後の投資拡大を予定しているとの意向が示されました。
クラウドと生成AIの相関関係
調査では、クラウド利用が進んでいる企業と生成AIの活用状況に強い相関関係が見られました。具体的には、生成AIを「全社活用」している企業の81%が、クラウドの全社利用もしていると回答しています。また、生成AIがPoC段階でとどまっている企業の約8割が、クラウドも同様にPoC段階であることがわかりました。
課題克服に向けた取り組み
全社利用が進まない理由として、「コスト」が62.1%、次いで「セキュリティ」が48.3%と、これらが上位を占めています。生成AIに関してのセキュリティ懸念は55.8%と高く、この点が特に注意を引く結果となりました。
未来への期待
この調査結果を受けて、サーバーワークスは企業のクラウドおよび生成AI活用をさらに推進するための施策を打ち出しています。「サバソック」と呼ばれるAWS特化型のマネージドセキュリティサービスや、生成AI導入の課題を解決するためのホワイトペーパーも提供されており、企業が直面する課題解決に寄与する意図があります。
サーバーワークスは2008年からクラウド技術の導入支援を行い、現在では1,570社を超えるAWS導入実績を持つクラウドインテグレーターとしての地位を確立しています。今後も企業がクラウドと生成AIを利用しやすくするための取り組みに期待が寄せられています。
まとめ
今回の調査から、多くの企業がクラウドと生成AIの導入を進めている一方で、全社的な展開には「コスト」と「セキュリティ」といった課題が残されていることが明らかになりました。今後の投資拡大の意向も強く示されており、いかにしてこれらの課題を乗り越えていくかが、企業の成長にとっての重要なポイントとなるでしょう。