醤油粕を使った新しい燻製文化を目指して
埼玉県で始まった革新的なプロジェクトが、醤油粕を活用した燻製材の開発に取り組んでいます。この計画は、埼玉の醤油メーカー4社と「Smoke-i-freet」代表の辻健太朗氏の協力によって実現しました。私たちは、「醤油粕×燻製」という新たな健康和食文化を広めたいと考えており、プロジェクトに賛同してくれるパートナーを募集しています。
醤油粕燻製材の魅力
醤油粕は、毎年10万トン以上が生産されている一方で、その多くは飼料以外に有効な活用方法がありませんでした。そこで、私たちは醤油粕から燻製材を作る技術を開発(特許出願中)し、新たなアップサイクルビジネスを生み出しました。この燻製材で作る燻製食品は、まるで縁日の“焼きとうもろこし”のような香りが漂い、その香りのおかげで塩分を抑えても美味しさを感じられます。香り豊かでヘルシーなこの食品は、飲食店の新メニューや家庭料理の新しい選択肢として大きな可能性を秘めています。
募集するパートナーの役割
私たちは以下のようなパートナーを募集中です。
1.
燻製材販売パートナー: アウトドアショップや飲食店で、醤油粕を使った燻製材やその加工品を扱っていただける店舗。
2.
燻製食品の開発/販売パートナー: 醤油粕燻製材を使用した新たな燻製食品の開発と販売に取り組んでいただける食品メーカーや飲食店。
3.
普及推進パートナー: 埼玉の醤油メーカーの新しい挑戦を広めるため、メディアやインフルエンサーの方々。
私たちの目標は、醤油粕から生まれた燻製文化を多くの人に知ってもらうことです。
環境への配慮
また、醤油粕燻製材は木材を使用せずに製造するため、CO2削減にも貢献します。これにより、環境にも優しい商品を提供できるのです。燻製材の性能は良好で、100℃で燻煙が発生し、食品に美しい色合いを与えます。特に魚との相性が良いという声をたくさんいただいており、今後の成長が楽しみです。
コンテストでの受賞
このプロジェクトは、先日埼玉で開催されたサーキュラーエコノミービジネスコンテストで審査員特別賞を受賞しました。審査員にご試食いただいた際、新しい燻製の可能性を実感してもらえた点が大きな成果です。今後もこのプロジェクトを推進し、「醤油粕×燻製」というコンセプトを多くの人々に広めていきたいと思います。
お問い合わせ
「醤油粕×燻製」の健康和食文化を共に広めてくださるパートナー様を心からお待ちしています。また、関心のある方は以下のリンクからお気軽にお問い合わせください。
近い将来、「燻製と言えば木材ではなく醤油粕」と言われる日が来ることを願って、プロジェクトを進めてまいります。たくさんの方々の参加をお待ちしています。