台湾最大の共通ポイントサービス「HAPPY GO」が新たに越境ECモールを開設
株式会社デジタルガレージ(以下、DG)と台湾の鼎鼎聯合行銷股份有限公司(以下、DDIM)が共同で開発した「HAPPY GO 日本線上購(Point Online Mall)」、通称HAPPY GOモールが、2017年1月19日に提供開始となりました。このサービスは、台湾最大の共通ポイントサービス「HAPPY GO」の会員に向けて、日本のEC市場での購入でもポイントを付与できる仕組みを導入したものです。
「HAPPY GO」とは?
「HAPPY GO」は、台湾の約2,337万人の人口のうち、なんと1,400万人以上が登録している共通ポイントサービスです。このポイントプログラムは、大手百貨店やコンビニエンスストアなどを含む16,000以上の加盟店との提携により、台湾国内で非常に高い知名度を誇ります。DGとDDIMは、2015年からインバウンド施策として、「HAPPY GO」会員向けに日本の店舗で購入した際にポイントを付与するような施策を展開してきました。
越境ECモールの特色
HAPPY GOモールでは、出店している日本のECショップや宿泊予約サイトでの購入金額に応じてポイントが付与されるため、台湾のユーザーは気軽に日本の商品やサービスを楽しむことができます。また、台湾の身分証IDに基づく会員のデータを利用した仕組みは、安全性が高く、日本のEC事業者にとってもリスクを低減させるメリットがあります。初年度の取扱額は8億円を見込んでおり、今後の市場拡大が期待されています。
台湾人旅行者の消費行動
最近数年間で、台湾からの訪日外国人旅行者の増加が著しく、367万人に達するまでとなりました。彼らの消費行動は、実店舗での購入にとどまらず、帰国後の越境ECでの購買にも影響を及ぼしています。これに伴い、台湾から日本への越境EC市場も拡大しており、HAPPY GOユーザーのニーズも高まるばかりです。
今後の展望
DGは今後、HAPPY GOモールを通じてEC事業者が越境EC市場に参入する際の支援を強化し、アジア各国の企業との連携を深める予定です。また、日本国内におけるさまざまなシーンでHAPPY GOポイントが獲得できるサービスの充実も進めていく考えです。こうした取り組みにより、日本市場におけるさらなる集客方法を模索し、ユーザーにとって魅力的なサービスを展開していくことで、両国の経済交流の促進に寄与することを目指しています。
HAPPY GOモールに関する詳細情報は、
こちらのサイトからご確認ください。