積水ハウスが切り拓く女性活躍の新たな地平
建設業界と聞くと、依然として多くの人々が男性中心の職場をイメージするかもしれません。しかし、積水ハウスはその常識を打破し、女性の活躍を推進する姿勢を20年以上も貫いてきました。2005年から始まった取り組みは、2025年目標に向かい、さらに加速をしています。
建設業界における女性比率の現状
2024年に実施された「労働力調査」によれば、全産業での女性比率は45.5%に達する一方、建設業界における女性の比率は僅か18.2%とされています。この数値は示すように、建設業界には多くの成長の余地があります。
しかし、積水ハウスはこの状況を変えるための先駆的な役割を果たしてきたのです。2025年までに女性営業職を535名に達成し、女性営業の比率を30%に引き上げるという目標を掲げています。
ダイバーシティに向けた高い評価
近年、積水ハウスの女性活躍を評価する声が高まっています。2025年12月には「D&I AWARD賞」を受賞し、これは大変名誉なことです。この賞はダイバーシティ&インクルージョンを重視する企業を表彰する制度で、これは積水ハウスが2度目の上位賞を受けるという快挙となりました。
さらに、初の女性営業本部長である黒木氏は、「組織内で多様性を尊重することが重要であり、若手や女性が安心してアイデアを共有できる場を作りたい」と意欲を示しています。
働きやすい環境作りと女性リーダーの育成
積水ハウスでは女性が活躍できる環境を整えるため、さまざまな施策に取り組んでいます。個人や家庭との両立を支援する制度や、女性リーダーを育成する「積水ハウス ウィメンズ カレッジ」、管理職の意識改革を促進する「ダイバーシティ・マネジメント」講座など、多岐にわたります。
また、現在400名以上の女性管理職が在籍し、業界のなかでもトップクラスの比率を誇っています。
全国女性営業交流会の成功
さらに、積水ハウスは全国女性営業交流会を実施しており、最新の開催では約500名の女性営業が集まりました。このイベントでは経営トップの講話や意見交換が行われ、業界内での親交と意見交換が進んでいます。参加者からは、活動のヒントや直接的なモチベーション向上に繋がったとの声も多く聞かれます。
多様な分野で女性が活躍
積水ハウスでは営業職だけでなく、設計や現場監督の分野においても女性の活躍が広がっています。
例えば、大阪南支店の設計長である野原氏は、自らのキャリアを構築しながら、育児を両立させており、業界内での女性のロールモデルとしての存在感を示しています。
また、奈良支店の伊藤氏は、一人親方として女性大工のパイオニアとなり、現場での技術を活かした活動を続けています。
未来へ向けた展望
積水ハウスは今後も「女性活躍」を重視し、引き続き多様性を尊重した組織作りに注力していく方針です。社会全体でも女性の役割が見直されるなか、この企業の取り組みは大きな示唆を与えてくれるものです。私たちは積水ハウスの挑戦を応援しつつ、より多くの企業において同様の取り組みが広がることを願っています。
詳しい取り組みについては
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