REGAL COREが提供する新たなサイバーリスク管理プラットフォーム『Cyber Insight Portal』とは?
株式会社REGAL CORE(本社:東京都渋谷区)が新たに発表したSaaS型サイバーリスク管理プラットフォーム『Cyber Insight Portal (CIP)』は、企業のサイバーセキュリティ状況を直感的に理解できるツールです。このプラットフォームは、経営層やマーケティング担当者がサイバーリスクを戦略的に評価し意思決定を行うための支援を目的としています。
サイバーセキュリティの重要性の高まり
最近、ECサイト運営者へのセキュリティ要求が一層高まっています。特に改正割賦販売法では、ECサイトにおけるセキュリティ対策の強化が求められるようになりました。しかし、多くの企業が行う脆弱性診断は、技術的な用語が散りばめられたレポートが中心で、経営層やマーケティング部門にとってはその深刻度を理解するのが難しいのが現実です。もし情報漏洩が発生すれば、築き上げたブランド価値や顧客の信頼が一瞬で崩壊する可能性もあるため、リスクの把握と対策が急務となっています。
Cyber Insight Portal(CIP)によるリスクの可視化
『Cyber Insight Portal』は、難解なサイバーリスクをビジネス上の意思決定に役立つ情報に変換します。このプラットフォームは、リスク状況をタイル形式で視覚的に表示し、評価結果を直感的に把握できるように設計されています。リスクレベルは信号機の色分け(緑・黄・橙・赤)で示されるため、一目で自社の健康状態を確認できます。
さらに、CIPは自動的に自社をモニタリングし、リスクステータスを更新し続けます。これは金融庁が求める『継続的なモニタリング』の要件にも適合した機能です。
経営層と現場の共通言語
CIPは、IT部門と経営部門、マーケティング部門との間にあるリスク認識のギャップを埋める役割を果たします。これにより、企業全体でサイバーリスクに対する共通の理解を持ち、プロアクティブな対策を講じるための土台が築かれることになります。
経営者の声
REGAL COREの代表取締役、田之上隼人氏は次のようにコメントしています。「EC事業者に対するセキュリティ対策の重要性は急速に増しています。サイバーセキュリティは単なるリスクの管理にとどまらず、企業の信頼性や持続可能性に直結する問題です。CIPはそのための実用的なソリューションであり、企業のガバナンスを強化するために重要な役割を果たします。」
REGAL COREは、これまでのレギュレーションコンサルティングの経験を活かし、今後はCIPを通じてサイバーセキュリティ分野でも積極的に活動していくとしています。特にAPRIO TECHNOLOGIES LIMITEDとの連携により、国内のEC事業者に安心を届けられるよう尽力する意向を示しています。
株式会社REGAL COREの概要
- - 設立: 2021年4月
- - 所在地: 東京都渋谷区東3-13-11 A-PLACE恵比寿東 9F
- - 事業内容: コンプライアンスチェック事業
株式会社REGAL COREは、「守られることで挑戦が加速する社会を創る。」というミッションのもと、レギュレーションコンサルティングや広告審査BPOサービスを提供しており、事業全体の情報資産リスク管理へとその領域を拡大しています。彼らの取り組みは、企業が抱えるリスクをしっかりと管理し、挑戦を続けるための支援を行っています。