メンタルヘルスの新提案
2023-07-20 11:02:26

うつ病予防に向けた新たな動き:メンタルケアサービスの進化と現場の声

企業と従業員の心の健康の関係



企業のパフォーマンスは従業員の心の健康に大きく影響を受けることが多くの経営者に認識されています。しかし、その一方で、うつ病の患者は増加の一途をたどっています。株式会社エヌ・ティ・ティ・データ経営研究所の調査によれば、約89.7%の企業が「心の健康が仕事のパフォーマンスに影響する」と感じているとのこと。しかし実際には、メンタルヘルスの問題を抱えて休養や離職を余儀なくされる従業員が次第に増えており、特に中小企業では1人の欠員が事業に与える影響は非常に大きいのが現状です。

知識を活用した新サービス



こうした課題を解決するために登場したのが、メンタルマネジメントプラットフォームです。このプラットフォームは、医師の監修のもと開発されたメンタルヘルスケアサービスで、従業員の心の健康を維持することを目的としています。

メンタルマネジメントプログラム



特徴の一つは「メンタルマネジメントプログラム」です。これは、軽度のメンタル不調のうちに色々な兆候を察知し、迅速にカウンセリングやコーチングを行うことで深刻化を防ぐシステムです。定期的にメンタルヘルスサーベイを実施し、異変を感じた場合は医師や臨床心理士といった専門家が連携して個々に対応します。

スマート産業医



もう一つのサービスは「スマート産業医」です。企業が従業員数50名を超えると産業医を選任する義務がありますが、その選定は容易ではありません。このスマート産業医はオンラインでの対応を可能とし、効率的にメンタルヘルスに特化した施策を実施します。コスト削減を実現しつつ、自社の特性に合ったサービスを提供できる体制が整っています。

様々な事例



2023年4月にリリースされたこのプラットフォームは、すでに多くの企業で導入が進んでいます。導入後、改善を実感したユーザーの声も多岐にわたります。「上司とのコミュニケーションが改善され、今では前向きに取り組めるようになりました」とのフィードバックもあります。直接的なアプローチではなく、カウンセリングを通じて徐々に良好な関係を築くことができたというのです。

導入の背景と意義



株式会社INTERMINDの代表取締役、藤原逸聖氏は、スタートアップ企業での経験を踏まえ、メンタル不調がどれほどキャリアや企業に悪影響を及ぼすかを痛感しています。「真面目な人ほどメンタルを崩しやすい。その早期発見が企業の成長に繋がる」との言葉には、彼自身の体験から来る熱意が添えられています。

未来への取り組み



さらに、メンタルヘルスケアに関する理解を深めるために、医師を招いたZOOMセミナーも開催予定です。医療視点から見たメンタルケアの実践について学ぶチャンスを提供し、多くの方々に参加を呼びかけています。興味のある方はぜひ詳細を確認してみてください。

会社概要



このようなサービスを展開する株式会社INTERMINDは、東京都品川区に拠点を置き、専門的なメンタルヘルスケアサービスを通じて企業と従業員が共に成長できる環境作りを目指しています。これからの時代、メンタルヘルスへの取り組みは企業にとって不可欠な要素となることでしょう。

会社情報

会社名
株式会社INTERMIND
住所
東京都品川区西五反田1-26-2
電話番号
050-1807-2926

トピックス(ライフスタイル)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。