洛星高等学校が取り組む新しい試み
2024年9月28日、京都市にある洛星高等学校で、高校2年生を対象にした「ベンチャービジネス入門」のプレゼン大会が開催され、参加した学生たちは独自のビジネスアイデアを発表しました。この大会は、アントレプレナーシップ教育の一環であり、未来の起業家たちが実社会での課題解決を目指す取り組みとして注目されています。
やる気あふれる学生たちの挑戦
当日は22名の学生が集まり、それぞれが自ら考えたオリジナルのビジネスプランを熱心にプレゼンしました。特にAI、語学、ゲーム、睡眠に関連するテーマは多くの参加者に取り上げられ、若者のトレンドや関心が色濃く反映されたアイデアがそろいました。審査員からは「学生の自由な発想がとても面白かった」といった高評価が多く寄せられ、プレゼンテーションの質の高さが伺えました。
賞金と資金調達の取り組み
優れたビジネスアイデアには、合計100万円の実現資金が配分されます。この資金は、アイデアの実装にかかるサービス利用料や調査費に活用される予定です。また、資金の原資としては、当校のOBたちの協力を得るため、READYFOR株式会社と提携しクラウドファンディングを実施。合計で108万円が寄付され、学生たちの夢の実現をサポートしています。
後期の取り組みと展望
プレゼン大会の後、学生たちは選ばれたビジネスアイデアを元に、最小限の製品(MVP)を実装する段階に進みます。これには、京都市や外部の起業家の協力も取り入れ、実際のビジネス運営に必要な知識やスキルを身につける機会が提供されます。特に、チャットツールを活用したアイデア実装のフィードバック環境も整え、最終プレゼンに向けた準備が進められます。
要望と参加の呼びかけ
このような取り組みにおいて、さらなる企業や経営者の協力が求められています。若い才能たちを支援することで、地域社会の活性化や新しいビジネスの創出につながることが期待されており、興味のある方は是非お問い合わせください。学生のアイデアが実現する瞬間を、一緒に見守りましょう。