豊島区戦後80年平和展・平和スタンプラリー
豊島区では、令和7年8月6日(水)から15日(金)までの期間、「豊島区戦後80年平和展・平和スタンプラリー」が開催されます。このイベントは、66年以上前に始まった戦後の歴史を振り返り、平和の重要性を再認識する良い機会です。
「非核都市宣言」とその意義
豊島区は、1982年に東京都内23区で初めて「非核都市宣言」を行いました。この宣言は、戦争の悲劇やその教訓を未来に伝えるためのものであり、平和な社会を希求する強い意志の表れです。区の取り組みの一環として、戦争の記憶を伝える活動が続けられています。
展示内容と特別企画
本庁舎1階としまセンタースクエアでは、戦時中の東京や広島・長崎の原爆に関する資料が展示されます。この間、特別企画として、以下のイベントも実施されます:
- - 8月6日(水):子ども向けの「紙芝居」上演(13時30分~15時30分)
- - 8月7日(木):被爆体験講話と平和ミニコンサート及び絵本の読み聞かせ(14時~15時15分)
- - 8月9日(土):戦後ヤミ市に関するお話と学童疎開先での出来事(時間は異なります)
- - 8月11日(月):戦争をテーマにした「絵本」の読み聞かせ(14時~15時30分)
これらのイベントは、NPO法人「としまの記憶」をつなぐ会による企画であり、幅広い世代の人々が参加できる内容となっています。
平和スタンプラリーの詳細
平和展に併せて、区内各地を巡る「平和スタンプラリー」も開催されます。期間は同じく8月6日から15日まで、場所は、区民ひろば、中央図書館や郷土資料館など多岐にわたります。参加者は各施設に立ち寄り、スタンプを集めることで平和に関する知識を深められます。
高際みゆき区長のコメント
豊島区の高際みゆき区長は、「本区は平和のための取り組みに特に力を入れています。地域のコミュニティが集まる場所で平和のモニュメントを制作したり、図書館で特設コーナーを設けたりするなど、色々な企画を展開しています」と述べています。区民の皆さんにはぜひ、この機会を利用して戦争の記憶を振り返り、平和の尊さを感じてほしいと語っています。
最後に
このイベントは、歴史を学び、和平の確認を行う貴重な機会です。区民の皆さんはもちろん、訪れるすべての方々に参加していただき、未来への希望を育む作文の一助としたいと考えています。詳細や最新情報については、豊島区の公式ホームページでご確認ください。