藤井隆の新アルバム『light showers』、全曲MV化プロジェクトの裏側に迫る！

藤井隆のアルバム『light showers』全曲MV化プロジェクト

2023年12月16日、藤井隆が2017年にリリースしたアルバム『light showers』の全10曲を対象としたミュージックビデオ（MV）が一斉に公開されました。このプロジェクトは、GoogleのAI技術“Gemini”や映像生成AI“Veo 3”、画像生成AI“Nano Banana”などの先端技術を駆使して制作され、監督は畑野亮、関口きらら、角谷アキラの三名が担当しました。

アルバム『light showers』は、90年代の音楽をテーマにした作品で、リリース当初から全曲にCMタイアップが付いているという独自の設定が話題を呼んでいました。この度のMPVでは、CF（コマーシャルフィルム）を拡張し、各楽曲のフル尺に合わせた映像が展開されています。これは藤井隆自身が“全曲フル尺でMV化したい”という夢を叶えるべく、AI技術を取り入れての挑戦となりました。

メイキング映像も同時公開

また、同日には制作の舞台裏を捉えたメイキング映像もYouTubeで公開されました。制作チームや監督たちのインタビューを通じて、AIとの共創のプロセスや、その苦労、楽しさが語られています。

藤井隆は、メイキング映像で「監督さんたちと共に進める時間がとても楽しかった」と述べており、AIを活用して制作することの新しさや楽しさを実感したようです。参加した3名の監督もそれぞれ、AI技術の可能性や意外な面白さについてコメントしており、特に畑野亮監督は「Geminiにはクセがあり、自分たちの手を加えることで新しい表現が生まれてくる」と話しました。

各楽曲MVの魅力

公開された楽曲の中には、映画の予告編をベースにした「Going back to myself〜再生のリズム〜」や、ロボットが登場する「mode in the end」、そしてドラマチックな展開を見せる「DARK NIGHT」など、バラエティ豊かな作品が揃っています。各曲が持つテーマやストーリーが個性的に表現されており、視聴者を引き込む魅力があります。特に「談話室」に舞台を移した楽曲「カサノバとエンジェル」は、AIが生成したアニメーションを取り入れ、まるでその場にいるかのような臨場感を漂わせているのが特徴です。

藤井隆の多彩な活動

藤井隆は1992年から吉本新喜劇に所属し、その活動を通じて全国的に注目を集めてきました。最近では舞台、ドラマ、音楽など多岐にわたる分野で活躍しています。アルバム『light showers』は2017年にリリースされ、ダンスミュージックの影響を受けた作品群として評価が高いです。藤井隆は、音楽の他にも多様なエンターテイメント界での地位を築いており、今後の活動にも期待が寄せられています。

まとめ

藤井隆の新たな試みとして、AIと共創することで生まれた『light showers』の全曲MV化プロジェクトは、音楽と映像の融合という新しい形を提示しています。AI技術の進化によって可能になったこの作品群が、どのように受け入れられるのか、今後の展開が楽しみです。是非、公開された全曲のMVやメイキング映像をご覧ください。リンクは以下です：