フェムト第3号ファンド設立
2020-03-18 10:01:50
スタートアップ支援の新たな一歩、フェムトパートナーズ第3号ファンド設立
スタートアップ支援の新時代を切り開く、フェムトパートナーズの第3号ファンド設立
ベンチャーキャピタルのフェムトパートナーズが、待望の第3号ファンドを設立した。この新たなファンドは、東京都心に本社を置くスタートアップに対して、メガベンチャーを目指す企業への投資と支援を強化することを目指している。
具体的な出資者とファンドの概要
今回のファンド設立に際して、一次募集には大手金融機関が参与している。株式会社新生銀行や株式会社インターリンクといった信頼できる企業からの出資が決定し、スタートアップ業界への期待が高まっている。
フェムトパートナーズは2012年にシード投資を開始し、ファンドの成長を成し遂げてきた実績を持つ。これまでに続く資金調達は第1号ファンドが16億円、第2号ファンドが40億円に達しており、今回の第3号ファンドでは100億円以上の規模が予想されている。ファンドは2020年2月に設立され、存続期間は10年間を予定している。
投資スタンスと支援体制
フェムトの投資方針は明確だ。彼らは、ITを活用したスタートアップに対して、シードからアーリー段階での投資を原則とし、経営陣との密なコミュニケーションを重視している。これにより、戦略や資本政策、ファイナンススキームの構築をサポートし、企業が直面するさまざまな課題に対応することが可能になる。
具体的には、今後3年間で約10社に対して1社あたり1億円以上の資金を投資し、最適なハンズオンの支援を行う方針である。ファンドの規模が100億円に達した場合、一社あたり最大20億円の投資が見込まれている。
日本のスタートアップ市場の変化
この10年間で、日本のスタートアップ市場は著しい進化を遂げた。かつては数千万円の投資しか受けていなかったが、今や100億円規模での資金調達も珍しい存在ではなくなった。しかし、まだ日本社会全体がスタートアップ志向に入り込むには至っていない。だが、スタートアップに挑戦する優秀な人材が増えているのは事実だ。
フェムトは、世界的奏功を持つスタートアップ企業が増えることを期待しており、資金提供だけでなく、マーケティングや広報、人事といった多面的な支援にも力を入れる。
結論
フェムトパートナーズの第3号ファンド設立は、スタートアップ支援の新たな一歩である。日本のスタートアップが、国内外で活躍できるメガベンチャーへと成長するためのサポートを行っていく姿勢が、今後の業界において重要な役割を果たすことだろう。次世代のイノベーションを生み出すスタートアップへの期待が高まる中、フェムトの動向から目が離せない。
会社情報
- 会社名
-
フェムトパートナーズ株式会社
- 住所
- 東京都渋谷区神宮前5丁目53番67号 コスモス青山SOUTH棟506号室
- 電話番号
-