木原夢叶選手が技能五輪国際大会で敢闘賞を獲得
2024年9月11日から14日にフランスのリヨンで開催された第47回技能五輪国際大会において、株式会社九電工の木原夢叶選手が「敢闘賞」を受賞しました。木原選手は日本代表として電工職種に出場し、31か国の選手たちの中で14位という素晴らしい成績を収めました。
木原夢叶選手の背景
木原選手は愛知県出身で、昨年11月に開催された第61回技能五輪全国大会では42名中トップの成績を収め、「金賞」を受賞しています。この成果が評価され、国際大会への選出が決まりました。九電工としては2017年のアブダビ大会以来の出場であり、木原選手はその期待に見事応える結果を残しました。
大会に出場した木原選手は、異国での競技という難しさを抱えながらも、社内外からの温かい支援のおかげで最大限のパフォーマンスを発揮できたと語っています。
木原選手のコメント
「言葉の壁や国内大会との大きな違いがありましたが、皆さんの応援が本当に励みになりました。4年間の努力が実を結び、国内大会での金賞、国際大会での敢闘賞という結果を残すことができました。今後は、これまでに学んだ知識や経験を活かし、九電工の技術向上に寄与したいと思っています。」と木原選手は語りました。さらに、後輩たちへの指導にも意欲を燃やしています。
報告会の様子
木原選手の受賞を祝う報告会が9月24日に行われました。当日は指導員からの大会報告や木原選手自身の成果報告が行われ、多くの関係者が集まりました。陶山専務は「今回の経験を活かし、次回の国際大会でさらなる成果を上げたい」と意欲を示し、石橋社長は「言葉の壁や課題の難しさの中で、よく頑張ったと評価しています。木原選手は九電工社員の希望の星です」と称賛の言葉を贈りました。
第47回技能五輪国際大会について
技能五輪国際大会は、若年技能者を対象にした世界的な競技会で、WorldSkills International(WSI)が2年に一度開催します。今大会では、約70か国・地域から約1400人の選手が59の職種で腕前を競い合いました。木原選手の活躍は日本の技術力を示す素晴らしい例となりました。
今後の展望
九電工では、これまでに電工職種で4回、配管職種で3回の国際大会に参加しており、今後も技術力の向上に努めていきます。特に2024年11月22日から25日まで愛知県国際展示場で開催される第62回技能五輪全国大会に向けて、5名の社員が電工職種で出場予定となっています。木原選手の成果が、多くの後輩たちにも良い影響を与えることでしょう。
木原選手の受賞は、九電工だけでなく日本全体の技術者たちにとっても喜ばしいニュースであり、今後の更なる活躍が期待されます。